弾丸フライヤー

わずかな休みを逃さず世界を飛び回る、無類の旅好き夫婦がつづる「羽ばたく人のためのトラベルメディア」です。個人メディアとしては日本最大級の航空ニュースサイトに成長。航空ニュースと弾丸旅行記、旅行TIPS集を3本柱に、旅にまつわるさまざまな話題を発信しています。


インドネシア国営のガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia)が、民営のスリウィジャヤ航空(Sriwijaya Air)グループを吸収する。ガルーダ子会社のLCC(格安航空会社)シティリンクを通じ、スリウィジャヤ航空とその子会社NAMエアの運営に乗り出す。

IMG_9382
(スリウィジャヤ航空グループ)

スリウィジャヤ航空はインドネシア国内線でシェア3位。ガルーダ・インドネシア航空は2位で、両社を合わせると国内線のシェアは46%まで高まる(CAPA調べ)。国内線トップのライオン・エアの51%(同)に迫り、追撃態勢を整える。

インドネシアは島が多いため、移動を航空機に頼らざるを得ない。2001年の規制緩和を機に航空会社の新規参入が相次ぎ、競争が激化した。その一方、事故が多発。安全性に懸念があるとしてEU(欧州連合)では一時、インドネシアの全航空会社に対し領空を飛ぶことを禁じた。

10月にはライオン・エアがジャワ海に墜落し、乗客乗員189人全員が亡くなった。規模を追うだけでなく、企業体力をつけ、安全性を高めることが求められている。

▪️関連記事:

JAL(日本航空)の国内線で昨年8月以降、乗務前のアルコール検査で社内基準を上回るアルコール量が検知されたケースが19件あり、このうち12便でパイロットの手配などを理由に出発が遅れていたことが15日、明らかになった。

FullSizeRender

JALは10月末、英国で男性副操縦士が規定値の9倍を超すアルコール量が検知されたとして逮捕されたばかり。酒が残っている状態で乗務に臨むのが社内で常態化していた可能性がある。

JALの社内規定では呼気1リットル当たり0.1ミリグラムのアルコールが検知された場合は乗務できない。昨年8月、国内線のアルコール感知器を新型に変更。旧型の感知器は息を吹きかけるだけで測定値は保存されず、呼気をそらすなどすれば正しく反応しないケースがあった。新型はストローで息を吹き込むタイプで測定値がすぐに表示。データはオンライン上に保存されるため、今回は記録をさかのぼれる新型導入以降に絞って調査した。

英国では乗務前の社内検査で異常が見つからず、現地警察による検査で基準値を大幅に上回るアルコール量が検出された。JALは海外でまだ旧型の検知器を使っており、検査をすり抜けた疑いが強まっている。

16年6月には別の男性副操縦士が金沢市内で泥酔のうえ警察官を殴り、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。社内では乗務12時間前を過ぎてからの飲酒を禁じているが、これだけ検出者が多いことをみると、本当に守られているのか疑いたくなる。

JALは16日に再発防止計画を発表するが、飲酒問題根絶に向け、真摯に向き合った報告をしてほしい。

▪️関連記事:

上海浦東国際空港で13日午前11時50分ごろ、JAL(日本航空)機が滑走路に侵入するトラブルが起きた。滑走路では米デルタ航空が離陸に向けて加速中で、周囲に緊張が走った。

デルタ航空機は米デトロイト行きのDL582便。エアバス350-900型機で運航していた。一方のJAL機は成田発JL873便で、機材はボーイング787-9型機だった。

FullSizeRender
(緊急停止後、タイヤに放水を受けたデルタ航空機/微博)

デルタ航空はJAL機が滑走路に侵入したため、急ブレーキをかけて緊急停止。この際にタイヤが破損し、駆けつけた消防車が放水した。JALによると、着陸直後でターミナルビルに移動していたという。けが人はいなかった。

JAL機は上海発成田行きとして折り返し運航する予定だったが、中国当局の事情調査のため出発できず、乗客162人は別便に搭乗し出発した。

原因はさだかでないため、JALが一方的に悪いとは言い切れない。大惨事が起きなくて幸いだった。

スカイマークの米国人男性機長(49)が14日、乗務前のアルコール検査で陽性反応が出た。続く詳細検査に時間を要したため、急きょ機長を交代。羽田発新千歳行きBC705便は午前8時40分の出発が20分余り遅れた。

FullSizeRender

スカイマークによると、機長は午前7時50分ごろに簡易検査を受けて陽性だった。詳細検査に移ったが、機長だけでなく他の乗務員も含めて検査機器を扱えず、アルコール濃度が出なかったという。

結局、検査は午前9時37分に行われた。社内規定では呼気1リットルにつき0.15ミリグラムのアルコールが検出されると乗務できないが、0.10ミリグラムにとどまったという。

スカイマークは乗務開始前12時間以内の飲酒を社内規定で禁じている。機長は前日に500ミリリットル缶ビールを7本飲んだ一方、飲酒は午後3時から7時までだったと話しており、社内規定には反していない。

しかし、前日に大量のアルコールを摂取したのは事実で酌量の余地はない。検査機器の扱いに不慣れだったのも乗客の命を守る立場としては疑問だ。もし、すぐに詳細検査が行われていたならば、基準値を上回っていたかもしれない。

このところ、支店長やパイロット、客室乗務員とANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)で次々と飲酒問題が発覚している。定時性の高さで信頼を取り戻したスカイマークまで飲酒トラブルを起こしたのをみると、日本の航空業界の闇は深いと感じる。

ドーハ行きの航空券を予約すると、「ザ・リッツ・カールトン ドーハ」に無料で宿泊できるーー。そんな夢のようなキャンペーンを、カタール航空(Qatar Airways)が公式サイトで始めた。

qatar

流れは、
▼カタール航空の公式サイトからドーハ行きの航空券を予約する(以下の対象運賃に限る)
▼航空券購入後に送付される予約確認メール記載のプロモンションコードを使って、ザ・リッツ・カールトン ドーハを予約する
▼ホテルチェックイン時にカタール航空搭乗券を提示する
の3ステップ。

対象は成田ードーハ、羽田ードーハなど、カタール航空運航のドーハ往復便。共同運航(コードシェア)便は対象外で、カタール航空運航便でもイラン、イラク、ヨルダン、クウェート、レバノン、オマーン、パキスタン発着便は不可。

無料で宿泊できるのは、エコノミークラスのFlexi運賃、Value運賃で最長2泊、ビジネスクラスのFlexiう運賃、Value運賃で最長3泊、ファーストクラスのFlexi、Value運賃で最長4泊。搭乗数が2人なら1部屋、3人なら最大3人を用意する。予約期間は12月4日まで、旅行期間は2019年3月31日まで(3月7日〜9日は対象外)。

プロモーション運賃は不可で正規運賃となるため出費はかさむが、ホテル代が無料、それもリッツとなれば、極上のアラビアンステイが楽しめる。特産品が集うマーケット「スーク・ワキーフ」やイスラム美術館、砂漠の海辺「インランド・シー」など、観光名所に繰り出すもよし、ホテルでゆったりと過ごすのもよし。ちょっと贅沢なドーハ観光をしてみてはいかがだろうか。

LCC(格安航空会社)のエアアジアX(AirAsia X)が2019年1月30日、関空ー台北(桃園)線を週4便で開設する。アジア最大のLCCエアアジアグループの長距離路線を担う会社で、関空のエアアジアグループ便はクアラルンプール、バンコク、ホノルルに続き4路線目。国内の空港で最多となる。

airasiax

エアアジアXの関空ー台北(桃園)線は377席のエアバスA330型機(プレミアムフラットベッド12席、エコノミークラス365 席)で運航する。スケジュールは以下の通り。

■関空→桃園
便名:D7371
運航日:月・火・水・金曜(22:00発 23:55着) 

■桃園→関空
便名:D7370
運航日:月・火・水・金曜(16:55発 20:45着)

台湾は、海外旅行の定番としてすっかり定着した。日本政府観光局(JNTO)によると、台湾からの訪日客も前年比9.5%増と大きく伸びている。エアアジアXの参入により、関空と台北を結ぶ路線は週134 便に達し、まさに日本国内線並みの運航本数となる。

ANA(全日本空輸)グループのANAウイングスの40代男性機長が飲酒で乗務できず、遅延を引き起こした問題で、ANAはこの機長を11月6日付で諭旨退職処分とした。

ana wings

機長は10月24日、沖縄県石垣市内の飲食店で午後10時ごろまでビールなど6杯を飲んだ。翌日の25日は午前8時10分石垣発成田行きのNH1762便(ボーイング737-500型機)に乗務する予定だったが、体調不良で欠航。この影響でこの便を含む5便に1時間程度の遅れが出た。ANAは社内規定で乗務12時間前以降の飲酒を禁じており、上長にも監督責任があるとして運航担当役員2人の報酬を1割削減した。

ANAは10月2日、パリ支店長兼ブリュッセル支店長だった杉野健治氏(52)がパリ発成田行きの機内で泥酔し、隣席の50代女性客に頚椎捻挫のけがを負わせたことが発覚。この際も諭旨退職処分としたばかりだ。

JAL(日本航空)の40代男性副操縦士も10月28日、ロンドン・ヒースロー空港で基準値を大きく上回るアルコール量が検出されてその場で拘束。10月31日に逮捕された。JALは5月にも男性の客室乗務員が乗務中、機内のトイレで飲酒する問題を起こした。

日本の二大航空会社による相次ぐ酒の不祥事。国土交通省は、パイロットの体内アルコール濃度の基準を新設したり、呼気検査を義務付けたりするなど飲酒規制の強化に乗り出した。

乗客の命を預かるのがパイロット。再発防止のためには、もはや一般の飲酒運転以上に厳しい罰則が求められているのかもしれない。

乗降用のエレベーターを車内に備えたリムジンバスが12月、世界で初めて営業運行を始める。導入するのは成田空港、羽田空港へ高速バスを走らせる東京空港交通(東京・中央区) 。車いすのままでも乗車できるバリアフリーバスの新たな選択肢として注目を集めそうだ。

airportbus_001

バスは三菱ふそうトラック・バス製の「2TG-MS06GP改」。全長1199センチ×全幅249センチ×全高346センチで、エンジンの排気量は7697cc、最大出力280kw(381ps)、最大トルク1400N・m(143kgf・m)。定員は通常39席(右側11列、左側8列)で、補助席3席と車いす専用1席を別途備える。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報装置、ドライバーモニター、車両挙動制御装置などの安全装備を搭載した。

airportbus_002


airportbus


車いす用のエレベーターは幅80センチ×前後長130センチで、230キロまで積載できる。エレベーターへはスロープ板を使って乗降する。14日午後2時からお披露目式を行い、乗降デモンストレーションや試乗会を実施する予定だ。

5両目のバリアフリーバス

東京空港交通は2016年4月に東京・水天宮の東京シティエアターミナルと羽田空港国際線ターミナルを結ぶ路線にリフト付きリムジンバスを初めて導入した。17年12月にはバスタ新宿と羽田空港国際線ターミナル間に2両目を投入。今年6月に国内初の改良型リフト付きリムジンバスを2両追加し、成田空港と東京シティエアターミナル・東京駅(鉄鋼ビル)間で運行を始めた。

エレベーター付き車両の導入で、バリアフリー対応のリムジンバスは計5両に増える。東京空港交通によると、来年春までに10両体制にするべく、さらに増備を進めるという。車いすでもスムーズに乗り降りできる車両が世の中に広がれば、思いやりのある社会に一歩近づく。

成田空港第2ターミナルに11月27日、新たな飲食店が加わる。ビーガン料理専門店「T’sたんたん」と 「TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂」で、いずれもJR東日本グループの日本レストランエンタプライズが運営。出国手続き前エリアの本館4階に同時オープンする。

tstantan

tstantan002

「T’sたんたん」(写真上)は、ベジタリアンをはじめ、食物アレルギーや宗教上の理由で食事制限が必要な人でも笑顔で食卓が囲める「スマイルベジ」を掲げ、2009年に東京・自由が丘で「T'sレストラン」として開業。肉や魚介、卵、乳製品、ハチミツなど動物性食材を一切使用していないのが特徴で、看板メニューは担々麺。東京駅、上野駅、仙台駅に店舗を構える。

ippudo

ippudo002

「TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂」(写真上)は、 人気ラーメンチェーン「一風堂」がプロデュースする東京発の豚骨ラーメン店で、豚骨スープをベースに醤油、味噌などバラエティ豊かな一杯が楽しめる。赤羽、池袋、大船、海浜幕張、品川、浦和美園に続く7店目となる。

営業時間はいずれも午前7時半から午後9時(ラストオーダーは午後8時半)。訪日外国人客が増えるなか、空の玄関口でラーメンのバラエティーが広がっている。

■関連記事:
成田第1ターミナルに空港初の「MARVEL」。スパイダーマンなどアメコミヒーローが集合」(2018年11月1日公開)
日本の空港初「ハードロックカフェ」のグッズショップ。成田に10月9日オープン」(2018年10月7日公開)
マリオなど、日本のキャラクターグッズが勢ぞろい。成田第2ターミナルにこの夏限定」(2018年8月7日公開)
着物、茶漬け、たこ焼き…成田空港に新店が続々!22日には「グッチ」が登場」(2018年6月20日公開)

LCC(格安航空会社)専用の成田空港第3ターミナルへのバスでのアクセスが向上する。来年3月をめどに第2ゲート付近に高速道路を走る路線バス専用の降車場を新設。これにより、第3ターミナルへの所要時間が約10分間短縮される見通しだ。

narita_map

成田空港第3ターミナルは、他の2つのターミナルとは異なり、鉄道ではアクセスできない。第2ターミナルビルからは徒歩で15分ほどの距離にあり、公共交通ではバスしか手段がない。

narita_map003

narita_map002

降車場を新設することで、これまで他のターミナルを経由し最後に第3ターミナルに停車していた路線バスが、高速道路を出て最初に第3ターミナルに立ち寄れるようになる。

鉄道が最も便利であることには変わりないが、ターミナルが離れている以上はバスに頼るしかない。1分1秒を争う搭乗前、10分という時短効果は何気に大きい。

JAL(日本航空)が19年春、岡山空港にサクララウンジを新設する。現在は共用ラウンジを使っており、自社ラウンジを構えることで上質なくつろぎの時間を提供する。

岡山空港のサクララウンジは保安検査場通過後の3番搭乗口付近に設ける。現在、JALの上級会員は保安検査場通過前の「一般エリア」(3階送迎デッキ入り口前)にある共用ラウンジ「マスカット」を使うしかなく、出発間際までゆっくり滞在することはできなかった。ライバルのANA(全日本空輸)は、保安検査場通過後の1番搭乗口付近に自社ラウンジを開設しており、JALも追随する。

sakura001

sakura002
(岡山空港のサクララウンジのイメージ)

JALは新千歳、那覇、広島、福岡、鹿児島、小松、松山と国内各地の空港でサクララウンジをリニューアルオープンしてきた。岡山空港のサクララウンジの内装も、他の空港同様、インテリアデザイナーの小坂竜氏がデザインし、「日本のたたずまい」をコンセプトに、日本の素材美を活かしながら現代的なアレンジを施す。手荷物を収納できるスペースも充実させる予定だ。

クレジットカードの会員でも入れる共用ラウンジでは、落ち着いてくつろぐことは難しい。搭乗口近くに航空会社専用のラウンジを設ける流れは歓迎したい。

表情豊かなミッキーマウスが日本の空に飛び立った。JAL(日本航空)が12日、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念し、国内線に特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS 90」を就航させた。

IMG_9309

初便は12日午後0時15分羽田発の福岡行き。ウォルト・ディズニー・ジャパンとのプロモーショナル・ライセンスに基づく取り組みで、1994年デビューの初代JALドリームエクスプレス(5機)、2001年に就航したJALドリームエクスプレス21(4機)に続き、10機目。今月18日に90周年の節目を刻むミッキーの門出を祝った。

特別塗装機はボーイング767-300ER型機(機体番号:JA602J)で、全長54.9メートル、全高16メートル、全幅47.6メートル、座席数は252席(ファーストクラス:5席、クラスJ:42席、普通席:205席)。“Fun(楽しい)”、“Optimistic(楽観的)”、“Loyal(真心のこもった)”など、さまざまな表情のミッキーが機体の左右に描かれている。

IMG_9304
(ヘッドレストカバー)

IMG_9305
(紙コップのイラストは全6種類、コップの種類は選べない)

ヘッドレストカバーや紙コップなどの機内品にも特別デザインのミッキーを施し、記念の搭乗証明書をプレゼントする。2020年3月ごろまで日本各地を飛び回る予定だ。路線や便名は、運航前日の夕方にJALのホームページに掲載する。

IMG_9306

IMG_9307
(搭乗証明書は無くなり次第、終了となる)

JALの国内線では就航を記念した機内限定のオリジナルグッズを発売。第1弾は11月から来年2月(予定)までで、特別塗装機をイメージしたデザインのJALオリジナルステンレスボトルを税込み3000円で販売する。来年3月以降も2カ月ごとに新たなオリジナルグッズを発売するという。

IMG_9308
(機内販売の「JALオリジナルミッキーマウス90周年デザイン ステンレスボトル」)

JALは「どんなに時代が変わっても、飛行機はただの移動手段ではなく、ワクワクをつくりだす、冒険の乗り物であり続けたい。どんな時も新しい挑戦で驚かせてくれ、いつでも夢見る力と笑顔を届けてくれるミッキーと素敵な空のひとときをお過ごしください」とコメントしている。

世代を超えて愛されるミッキーマウス。ディズニーファンなら乗れば、きっと“Fun(楽しい)”と感じる。

抽選で名前入りモデルプレーンが当たる!

jal_mickey

JALは特別塗装機の就航を記念し、台座に自身の名前を入れたモデルプレーンを抽選で90人にプレゼントするキャンペーンを始めた。応募期間は12月25日の午後11時59分まで。特設サイトの応募フォームから申し込み、賞品の発送は来年4月ごろを予定している。

▪️関連記事:

次世代通信規格「5G(ファイブジー)」を航空サービスに活用する実証実験に、JAL(日本航空)とKDDI、KDDI総合研究所が乗り出した。今年開設した「JAL Innovation Lab」(東京・品川区)内に、5Gの通信環境を備えた空港施設を再現し、5日から13日まで実験を繰り返した。

IMG_9301
(5Gの特徴を示した図)

5Gは、現在主流の4Gの約100倍の高速・大容量に加え、1000分の1秒とほぼリアルタイムに近い低遅延、100万台の端末と同時接続できる多接続が特徴の超ハイスペックな超高精細な映像配信や自動運転、遠隔地を結ぶ医療などへの応用が期待されている。来年夏にもプレサービスが始まる見通しで、通信各社がさまざまな企業と連携して新サービスの開発を競っている。

IMG_9302

JAL Innovation Labで実施したのは、 5G専用端末を使った「タッチレス搭乗ゲート」だ。スマートフォンの専用アプリで事前チェックインすると、搭乗ゲートに設置した5G受信機器が自動で素早く情報を検知・認証し、カバンからスマホを取り出さず、スムーズにゲートを通過できる「スマートゲート」だ。

また、ラウンジなど特定エリアを想定し、VRなど高精細な5Gのコンテンツを配信。スマホなどの携帯端末から今いる位置情報を5Gで把握し、ゲートまでの道順や搭乗予定時刻の案内を送る実験も実施した。

5Gは世の中を劇的に変えるポテンシャルを秘めた通信技術だが、あまりに高スペックすぎて5Gならではのサービスがまだ創り出せていない。自動運転はもちろん、タッチレス搭乗や道案内だけにとどまらず、うまく使えば、航空サービスもまだまだ大きく進化する。

▪️関連記事:

日本随一のオフィス街、東京・丸の内で15〜18日、沖縄の下地島空港(宮古島市)を体感できるイベントが行われる。

来年3月30日のみやこ下地島空港ターミナル」開業と同時に、LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンが成田—下地島線を開設する予定で、空港の魅力や宮古島の食、自然を紹介する。

jetstar002
(みやこ下地島空港ターミナルの完成イメージ)

会場は丸ビル1階のMarunouchi Cafe×WIRED CAFÉテラススペース。同ターミナルを開業する三菱地所が主催し、下地島エアポートマネジメントが共催する。

jetstar001

下地島空港は、宮古島と伊良部大橋でつながる。かつてはANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)がパイロットの訓練に活用していた。今回のイベントでは新路線の誕生を記念し、「宮古島に行きたい!」と感じるコンテンツをそろえる。

マルシェや名産品のサンプリングも

jetstar003

会場では名産の雪塩を使った商品など、土産物を集めた「沖縄&宮古島マルシェ」(11:00 ~ 19:00、土日は18:00まで)や、宮古島と下地島の写真・パネルを展示する「宮古島&下地島空港 PRコーナー」を展開。

各日正午から午後1時まで宮古島名産の試供品として雪塩ちんすこう、 雪塩(提供企業:パラダイスプラン)、バナナケーキ(提供企業:ドラゴンフード)を来場者にプレゼントする。

15日にはジェットスター・ジャパンが成田—宮古(下地島)線の概要を紹介し、 客室乗務員がフライヤーを配布。17日の午後3時からと、18日の午後1時、午後3時から30分間、宮古島で人気の海中展望客船「モンブラン号」のミュージシャンが三線のライブパフォーマンスを披露する。

期間中、会場の風景写真パネルを背景にプロップスを持って撮影し、「#ジェットスター」「#marunouchi.com」をつけてフェイスブックやツイッターに投稿すると、ジェットスターオリジナルサングラスを手渡す。

首都圏から期待の離島路線が産声を上げる。寒くなる季節だが、一足早く宮古の離島の風を感じたい。

■関連記事:
成田から沖縄・下地島に直行便!ジェットスター、来年3月30日から毎日1便。ターミナルも同時開業」(2018年10月15日公開)

東北の観光復興を目指し、空と陸のライバルがタッグを組む。ANA(全日本空輸)とJR東日本が、誘客促進や訪日観光需要に対応するサービス等を連携して展開することで合意した。

FullSizeRender

第1弾は冬の秋田旅を呼びかける共同キャンペーン。ANAの国内航空券とJR東日本の秋田エリアの周遊フリーきっぷを国内外向けにセット販売を始めた。

国内向けは「ANA SUPER VALUE75 & JRきっぷAKITA」。早割運賃「ANA SUPER VALUE75」と秋田新幹線「こまち」の普通席にも乗車できるフリーきっぷがセットになったプランで11月9日から来年1月14日まで販売する(利用期間は来年1月23日〜2019年3月30日、運賃は1万700円~1万9400円)。特設サイトはこちらから。

FullSizeRender
(JR東日本のフリーきっぷ対象区間)


海外客向けには、航空券と宿泊施設を自由に組み合わせられるダイナミックパッケージ「ANA Discover Japan Free & Easy」とJR東日本のフリーきっぷをセットに。12月3日から来年3月23日まで販売する(利用期間は来年1月23日〜3月30日、 JR東日本フリーきっぷは来年1月23日〜4月1日の2日間)。

また、インバウンド客向けの海外サイトでも連携。JR東日本のサイトからANA航空券の予約・購入を、ANAのサイトからJR券の予約・購入がそれぞれできる環境を整備する。

ANAの多言語情報サイト「Japan Travel Planner」で12月上旬から、JR東日本とともに東北特集ページを展開。 海外での旅行博にも共同出展し、JR東日本がシンガポールと台湾に設けた「JAPAN RAIL CAFE」も活用して東北の魅力や日本到着後の移動手段、両社の商品・サービス、割引運賃などをPRする。

また、JR東日本の「行くぜ、東北。SPECIAL冬のごほうび」キャンペーン中に運行する東北の定期観光バス(4コース)をANAサイトで発売する。

東日本大震災から7年8カ月。まだ完全復興へは道半ばだ。震災の記憶を風化させないためにも今回のプロモーションには意義がある。

余ったマイルでワンランク上のエコノミークラスを——。19年4月1日搭乗分から、ANA(全日本空輸)の国際線プレミアムエコノミークラス(プレエコ)に特典航空券で乗れるようになる。20年4月1日からはマイルでプレエコにアップグレードできるようにもなり、マイルの使い道が増える。

IMG_9292

対象となるのは羽田—ロンドン、羽田—ニューヨーク線など、ANAグループ運航便かつプレエコサービスを備えた59機全30路線(11月現在)。

ANAは19年春から東京—ホノルル線に総2階建ての超大型機エアバスA380型機を投入する予定で、このA380も含まれる。A380のプレエコは73席と現在のホノルル線の5倍以上。マイルで発券できる可能性が大きく高まる。

特典航空券の発券予約は12月5日の午後3時からスタートする。ANAマイレージクラブ会員の他、特典利用者登録済の2親等以内の家族にも適用する。必要マイル数は以下の通り。

IMG_9293
アジア2(シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、プノンペン)
ローシーズン:4万6000マイル
レギュラーシーズン:5万1000マイル
ハイシーズン:5万4000マイル

ハワイ(ホノルル)
ローシーズン:5万3000マイル
レギュラーシーズン:5万8000マイル
ハイシーズン:6万1000マイル

北米(ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、 シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティ)
ローシーズン:6万2000マイル
レギュラーシーズン:7万2000マイル
ハイシーズン:7万7000マイル

欧州(ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン)※ウィーンは19年2月17日就航
ローシーズン:6万7000マイル
レギュラーシーズン:7万7000マイル
ハイシーズン:8万2000マイル

オセアニア(シドニー)
ローシーズン:5万4000マイル
レギュラーシーズン:6万2000マイル
ハイシーズン:6万7000マイル

韓国や台北、中国大陸・香港、マニラは対象外なので注意が必要だ。

アップグレードは20年4月から

20年4月1日搭乗分からはマイルを使ってプレエコへアップグレードできるようにし、19年9月下旬から受け付けを始める。こちらもANAグループ運航でプレエコサービスがある全便が対象。ANAマイレージクラブ会員の他、特典利用者登録済の2親等以内の家族も利用できる。

アップグレードに必要なマイル数は

IMG_9295

距離にして4500マイルまでの路線が1万5000マイル、4501マイル以上の路線は2万マイルとなっている。

上級会員(ダイヤモンドサービス、プラチナサービス、ブロンズサービス、スーパーフライヤーズ会員)はANAのアップグレードポイントを使ってもアップグレードできる。

IMG_9296

必要なアップグレードポイントは欧米路線とオセアニア路線がが5、リゾート・東南アジア路線が4と、ちょうどビジネスクラスの半分となっている。しかし、対象予約クラスはY/B/M/U/H/Q/Vに限られる。

マイルで特典航空券が発券できるのは便利な半面、上級会員にとってはより一層プレエコを確保するのが難しくなりそうだ。

▪️関連記事:

中国のLCC(格安航空会社)春秋航空(Spring Airlines)が11月25日、関空—大連線を開設する。毎日1便でデイリー運航する。

FullSizeRender

春秋航空は、中国初の民間航空会社で上海に本社を置く。関空からは上海(浦東)、天津、武漢、西安、揚州、重慶、洛陽に乗り入れており、大連線で8路線目。

IMG_8047

機材は180席または186席のエアバスA320-200型機(エコノミークラスのみ)で、運航スケジュールは以下の通り。

5社目の参入

関空—大連はANA(全日本空輸)と中国東方航空、中国国際航空(エアチャイナ)が毎日1便(週7便)、中国南方航空が週5便で開設しており、春秋航空の参入で週33 便の激戦区となる。

▪️関空→大連
便名:9C8722
運航日:(17:00発 19:00着)

▪️大連→関空
便名:9C8721
運航日:毎日(20:00発 22:55着)

相次ぐ中国路線の開設。関西を訪れるインバウンド客がますます増えそうだ。

■関連記事:

四川航空(Sichuan Airline)が11月30日、関空—西安線を週4便で開設する。関空発着便は成都に続く2路線目となる。

IMG_8045

機材は計162席のエアバスA320型機(ビジネスクラス8席、エコノミークラス154席)。運航スケジュールは以下の通り。

▪️関空→西安
便名:3U8802
運航日:月・水・金・日曜(14:00発 17:25着)

▪️西安→関空
便名:3U8801
運航日:月・水・金・日曜(08:35発 13:00着)

西安は古来、シルクロードの起点だった。関空—西安線は中国東方航空が毎日1便(週7便)、LCC(格安航空会社)の春秋航空が週1便運航しており、四川航空の就航で週12便に増加。アクセスしやくなる。関空は10月28日の冬ダイヤ以降、中国キャリアの就航、増便が相次いでいる。まだまだ増えそうな勢いだ。