弾丸フライヤー

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ANA(全日本空輸)が「来年春」としていた世界最大の旅客機エアバスA380型機の就航が来年5月24日に決まった。運航するのは成田—ホノルル線で、まずは火・金・日曜発の週3往復でスタートし、2号機を投入する来年7月1日以降、週10往復まで増やす。

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愛称は空飛ぶウミガメを意味する「FLYING HONU」 。総2階建てで座席数は520席。個室になるファーストクラスを8席、ビジネスクラスを56席、プレミアムエコノミークラスを73席備える。エコノミークラスでは、ANAとして初めて数席をベッドのように使えるカウチシート「ANA COUCHii」(ANAカウチ)を設定する。

「FLYING HONU」は計3機で、1号機はハワイの空、2号機はハワイの海、3号機はハワイの夕陽と、機体ごとに異なるカラーをデザインしている。1号機は12月中旬、ドイツ・ハンブルクのエアバス工場で塗装作業が終わる予定だ。

来年7月1日以降は、原則として火・金・日発は2往復、その他の曜日は1往復を予定する。座席の販売は来年1月中をめどに始める。現在、ボーイング787型機で販売している成田=ホノルル線の機材をエアバスA380型機に変更する予定です。

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ハワイ路線ではシェアで上回るJAL(日本航空)に対抗する切り札が「FLYING HONU」だ。ハワイ旅行について話しかけるたびに賢くなる「ハワイAI ラニ」(写真上)もサービスインした。このラニもJALの「マカナちゃん」を思わせる。

女優の綾瀬はるかを起用したCMですっかりおなじみな「ANA HAWAII」。このA380投入をもって、ANAとJALによるし烈なハワイ対決が始まる。

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ANA(全日本空輸)の機内食を監修する「THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)」に4人の新メンバーが加わることが決まった。ドイツ、ベルギー発の国際線ビジネスクラスでは著名シェフとのコラボメニューを初めて提供するなど、“雲上のレストラン”に磨きをかける。

ザ・コノシュアーズとは、「その道を極めた目利き・匠」の意味。ANAが13年9月に発足した。国内外の著名シェフや酒のプロを起用し、日本発の国際線や国内線の一部プレミアムクラスでANAオリジナルメニューをプロデュースしてきた。

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12月から加わるのは、和食パートナーが2人、洋食パートナーと日本酒アドバイザーが1人ずつ。これにより、ザ・コノシュアーズは18人に増える(写真上)。新メンバーは、以下の各氏。

▼アレクサンドル・ゴティエ氏
「ラ・グルヌイエール」 オーナーシェフ
期間:2018年12月〜2019年5月 
担当:日本発欧米路線のビジネスクラス洋食メニュー
「ラ・グルヌイエール」はフランス北部のフレンチの名店。絵画のように芸術的な料理で定評がある。ANA機内ではゴティエ氏の地元産ビール、ブラッスリー・カステラン「グラン・クリュ」を用意し、ゴティエ氏を紹介するオリジナル機内番組も上映する。

【献立】

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前菜:「鱈のスモークとカリフラワーのコンポジション」
メイン:以下3種類から選択
「牛頬肉のブレゼと人参のコンフィー、ブレゼのジュとともに」
「鮟鱇のヴァプール、クルジェのソース」
「南瓜のニョッキとミモレット」

▼黒須 浩之氏
「神楽坂くろす」 店主
期間:2018年12月〜2019年2月 
期間:新千歳・福岡・伊丹・沖縄発羽田行きのプレミアムクラス 和食の夕食メニュー
新潟県出身。寿司店に生まれ、割烹やホテルでの修業を経て、2007年から「ザ・リッツ・カールトン東京」和食統括料理長。2012年1月「神楽坂くろす」を開業。料理を盛り付ける陶器や磁器も自らが生産地に出向き厳選している

【献立】

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豚角煮、鯛めし、口取り、胡桃とほうれん草胡麻和え、根菜胡麻サラダ、四目厚焼玉子、サーモン西京焼き、公魚(わかさぎ)新引き揚げ

▼廣田福也氏
「銀座 百楽」店主
期間:2019年3月〜5月
担当:日本発アジア路線ビジネスクラス 和食メニュー
徳島県出身。四国・徳島の食材を中心に全国の旬の素材を使い、季節の彩りを繊細に仕立てた懐石料理を提供。「銀座 百楽」は各界の著名人に愛されている(メニューの詳細は来年2月上旬にANAのホームページで公開)

▼北原康行氏
「コンラッド東京」セリーズ/コラージュ レストランマネージャー
担当:2019年度ANAラウンジ、国際線・国内線機内の日本酒
14年「第4回世界唎酒師コンクール」で優勝(日本酒の銘柄は来年2月上旬にANAのホームページで公開)

ドイツ、ベルギー発は「NAGAYA」監修

フランクフルト、デュッセルドルフ、ミュンヘン、ブリュッセル発の国際線ビジネスクラスでは12月から来年2月まで、デュッセルドルフのミシュラン星付き和食レストラン「NAGAYA」とのコラボメニューを提供する。

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日本と欧州の融合がコンセプトで、主菜として「スライスした牛フィレのポシェと芽キャベツに包んだ牛肉の柔らか煮 わさびバターソース 蕪を添えて」(写真上)を振る舞う。さらに、ドイツでオリジナルブランドワインを作り続ける日本人醸造家の浅野秀樹氏による和食に合う白ワイン「Hide’s Wine 639 Black Gutsriesling 2016」も同路線限定で解禁する。

ANAは13年から、海外発のビジネスクラスでその地を代表する著名ホテル、シェフ監修のメニューを提供している。現在は、シンガポール発便で「リージェント・シンガポール-フォー・シーズンズ・ホテル(Regent Singapore, A Four Seasons Hotel)」、台湾発便で「リージェント台北(Regent Taipei)」、ロサンゼルス発便で「パティナ(Patina)」、インド発便で「タージ マハール パレス ムンバイTaj Mahal Palace Mumbai)」とコラボしているが、ドイツ、ベルギー発便では初の試みとなる。

ANAは英スカイトラックス(SKYTRAX)で5つ星(5スター)の評価を得ているが、今年、JALが念願の5スターを獲得し、日本唯一の5スターエアラインではなくなった。「6年連続5スター」の意地をかけ、機内食に磨きをかける。

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ANA(全日本空輸)の機内で12月1日から、たこ焼きが食べられるようになる。国際線のビジネスクラスの軽食メニューとして「築地銀だこ」(ラックランド運営)のたこ焼を提供。日本の食文化の一つとして海外客にも味わってもらう。

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築地銀だこのたこ焼きは、素干しえび粉やカツオだしなどを使って「表面はパリッ、中はトロッ」と仕上げたのが特徴。ANAでは、通常のコースメニューに加えて、小腹が空いた時にオーダーできる軽食メニューをそろえており、その中の一品として提供する。

築地銀だこのたこ焼きを振る舞うのは、日本発の北米(ホノルルを除く)、メキシコ、オセアニア線と、羽田発の東南アジアの一部路線(シンガポール、バンコク、ジャカルタ、クアラルンプール行きの深夜便)。北米、メキシコ、オセアニア線では、1回目の食事終了後、東南アジア路線は離陸後からオーダーできる。数量には限りがある。

日本人からすると、日本を発つ便ではなく、海外から帰国する便で味わいたいところだが、ラーメンに続き、機内でたこ焼きが食べられるとは、機内食も進化したと感じる。

東京ディズニーリゾートに21年度、映画「トイ・ストーリー」をテーマにしたホテルが開業する。

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(画像はイメージ)

新ホテルは地上11階、地下1階建てで延べ床面積約4万平方メートル。約600室を備えた宿泊特化型で、全客室がスタンダードタイプとして運営する。場所は05年に閉館した東京ベイNKホール跡地で、ヒルトン東京ベイとホテルニューオークラの間に位置する。

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外観から中庭まで、すべて玩具で作られたようなデザインで仕上げる。少年アンディやウッディ、バズ・ライトイヤーら、映画「トイ・ストーリー」のメインキャラクターたちが繰り広げる世界観を表現する。客室もアンディの部屋を思わせるインテリアで、カラフルな家具を並べる。

上海でも玩具総動員

トイ・ストーリーをテーマにしたホテルは、中国・上海にある。16年6月、上海ディズニーランドの開園とともに世界初のトイ・ストーリー・ホテルとしてオープンした。その名も中国語で「玩具総動員酒店(酒店=ホテル)」だ。中庭にウッディとバズ・ライトイヤーのモニュメントが置かれるなど、トイ・ストーリーファンにはたまらないホテルに仕上がっている。

東京ディズニーランドは20年春、東京ディズニーシーは22年度に新エリアの開業を予定している。運営するオリエンタルランドは「ディズニーの夢の世界が途切れることなく続く、東京ディズニーリゾートでの滞在をより豊かなものにしたい」としている。

エリアが広がり、ホテルができる。ゲストを夢の国に誘う集客力は増しそうだ。あとは、パーク内の混雑緩和にも知恵を絞ってほしい。

またもやパイロットの飲酒が、航空便の遅延につながった。28日午前、鹿児島空港で日本航空グループの日本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)の40代男性機長から基準量を上回るアルコール量が検出。交代要員の確保により、約1時間遅れの出発となった。

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遅延したのは、鹿児島発屋久島行きのJC3741便。機材は、ボンバルディアDHC8-Q400型機(機体番号:JA851C)で、乗客は16人(幼児は0人)、機長1人、副機長1人体制で午前8時50分に出発する予定だった。アルコール検査を受け、機長を急きょ交代。後続の3便にも遅れが生じた

機長は、出発1時間前の午前7時50分ごろ、鹿児島空港で乗務前の呼気検査を受けた。社内基準では呼気1リットル当たり0.1ミリグラムまでが許容範囲だったが、検出されたアルコール量はその2倍に当たる0.2ミリグラムだった。

JACによると昨年以降、乗務前に基準値を超すアルコールを検出した事例が今回以外に2件あったという。28日、書面により「乗務員の飲酒に関し厳格な対応が求められている中、このような事例を発生させてしまいましたことを、大変重く受け止めています。また、お客さま、ご関係のみなさまに、ご迷惑をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けた取り組みを徹底してまいります」とのコメントを発表した。

社内では、乗務12時間前以降の飲酒を禁じている。「12時間前」というのは、日本の航空業界のスタンダードだが、12時間にどこまで意味があるかは疑問だ。半日以上前に相当な深酒をしていた場合は、翌朝になってもアルコールが残っているからだ。

親会社のJAL(日本航空)、そしてANA(全日本空輸)をはじめ、このところ飲酒問題が続発しているが、裏を返せば、これまで明るみになっていなかっただけなのかもしれない。この機に業界の膿をしっかり出し切ってもらいたい。

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スカイマークが北海道日本ハムファイターズとスポンサー契約を結んだ。第1弾として「ファイターズジェット」を来年3月中旬に就航。スカイマークの全路線を飛び回り、北海道をアピールする。

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ファイターズジェットは、ボーイング737-800 型機1機(機体番号:JA73NX予定)に特別ラッピングを施す。機体の右側面にはファイタのロゴマークを、左側面には球団が掲げるHOKKAIDO PRIDE 北海道の誇りを胸に」というメッセージや、マスコットキャラクター「フレップ・ザ・フォックス」などを描く。

ファイターズユニホームでお出迎え

機内では、ファイターズ仕様のオリジナルヘッドレストカバーを設置し、客室乗務員が「ファイターズユニフォーム」を着用するなど、ファイターズ一色で出迎える。

スカイマークは神戸空港に就航している縁でタイガースジェットを就航しており、先日、3代目のデザインを発表したばかりだ。スポーツとエアラインのコラボ。球春の到来と共に、人々に夢を与える存在として、力強く翼を広げて欲しい。

ANA(全日本空輸)が12月から半年間、中国・四国を特集する。まだ知られていない日本の魅力を地域とともに発信する「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」の一環で、台風からの復興の願いも込めて機内食や空港ラウンジ、旅行商品などで、中国・四国をプッシュする。

ANAグループは2013年9月から17年11月まで「Tastes of JAPAN by ANA」と銘打ち、全国47都道府県の観光資源を発信してきた。17年12月から「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」とあらため、特集するエリアを都道府県単位から地域に広げ、特集期間も従来の3カ月から6カ月に拡大した。

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今回は、羽田、成田、関空のANAラウンジで中国・四国の地酒を6カ月間で計73銘柄用意する。国際線の機内食や空港ラウンジでは、中国・四国地方の特産品を使った食事やデザートを振る舞う。メニューは以下の通り(いずれも一部路線を除く)。

【国際線ファーストクラス(18年12月~19年2月)】
欧米路線(日本発)
▼島根ポークのスペアリブにシチリアングリーンオリーブのコンディメントをのせて
▼ソルベペーシュ(岡山)
▼山口県甘鯛ポワレとカブのブレゼ トリュフのクリームソース
欧米路線(日本発)、欧州路線(欧州発)
▼阿波尾鶏とマッシュルームのカレー(徳島)

 【国際線ビジネスクラス】
欧米・メキシコ・ホノルル・シドニー・東アジア・東南アジア路線(日本発) 
18年12月~19年2月
▼鳥取県産真鯖みりん干し
東アジア・東南アジア路線(日本発)
19年1月
▼広島県大崎上島産車海老と銀鰈のソテー バジル風味のパスタ添え 甲殻類とパプリカのソース
東アジア路線(海外発)
19年2月
▼愛媛県産真鯛とフェンネルのサラダ フォアグラとアプリコットのタルト仕立て

国内線プレミアムクラスでは、羽田空港発の夕食(17時以降出発便)を中国・四国の名店が監修。12月から来年2月は山口県の「春帆楼」、来年3月から5月は愛媛県の「栴檀」が担当する。

また、「ANA機内食総選挙」として、ANAのシェフらが中国・四国9県の食材を使用した9種類のご当地カレーをプロデュース。日本語と英語の特設サイト、中国のSNSで人気投票を実施し、上位3つのメニューを来年3月から日本発の国際線プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスで提供する(関連記事も参照)。対象路線などの詳細は、2019年2月頃にANAウェブサイトで発表する予定だ。

羽田空港の国際線最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」では12月に「香川県産オリーブ牛ステーキ」、来年1月に「高知県産金目鯛蕗巻き」を提供する。

ツアーも中国・四国尽くし

ANAは特集サイトを設け、中国・四国エリアの観光、旅行プランも紹介(英語サイトもある)。中国・四国各地の観光・グルメ・体験メニューをセットにしたWEB限定商品を発売する。12月1日から来年5月31日出発分が対象だ(詳細はこちらから)。

さらにインターネット通販サイト「ANAショッピング A-style」では、各県の名産品・特産品を特設ページで販売。機内番組 「SELECTRAVEL」(SELECT+TRAVELの造語)では、外国人タレントが外国人にとっては新発見、日本人にとっては再発見の完全オリジナル旅を紹介する。この番組は、国内線・国際線の機内、YouTubeのANAグローバルチャンネルで視聴できる。

国内線の機内誌「翼の王国」、国際線の機内誌「WINGSPAN」も、各月ごとにテーマを設定してご当地食材や観光地を特集する。「翼の王国」11月号では島根県・鳥取県の和紙を、「WING SPAN」11月号では香川県(直島)・広島県(尾道) の街歩き体験を掲載する。

半年という長いスパンだと、色々な視点から地域の魅力を掘り起こせる。コンセプト通り、まだ誰も知らない中国・四国地方へと誘うきっかけになるか。

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AIRDO(エア・ドゥ)が17日から、保有機材に「元気です北海道」のロゴマークを掲げる取り組みを始めた。震災からの復興を目指し、全13機の搭乗ドア横にメッセージを記し、北海道観光を呼びかける。

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ロゴマークをラッピングするのは、ボーイング767-300型機が4機、B737-700型機が9機。21日までに全機にロゴマークを施す。期間は来年9月末までの予定。このうち、767-300型機と737-700型機の1機ずつの機体後方には、北海道PRキャラクター「キュンちゃん」もともに描く(画像下)。

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キュンちゃんデザイン機は767-300型機が12月下旬からデビューする。737-700型機の運航開始時期は調整中。いずれも来年9月末までを予定する。

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また、AIRDOの客室乗務員と新千歳、羽田、帯広空港のスタッフは11月17日から12月16日までの1カ月間、「元気です北海道」ロゴマークと札幌市公認札幌スマイルPR大使「ジンギスカンのジンくん」をあしらった缶バッジ(写真上)を着用する。

キュンちゃんは、北海道固有のエゾナキウサギをベースに北海道全域に生息するエゾシカのかぶりものをしている。ジンギスカンのジンくんは「北海道でジンギスカンを食べた方々に、思い出とともに笑いを持ち帰ってほしい。」という願いから誕生したキャラクターで、2014年にはゆるキャラグランプリ北海道1位に輝いた。

ゆるキャラの力も借りて、旅で北海道を応援していく。

▪️関連記事:
1席当たり600円を寄付!エアアジア・ジャパンが北海道応援キャンペーン。特別運賃も」(2018年10月2日公開)

ANA(全日本空輸)が19年2月以降、伊丹、福岡、那覇空港の国内線ラウンジを順次リニューアルオープンする。各ラウンジの面積を拡張する他、福岡空港には国内5カ所目の最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」を新設。伊丹、福岡空港ではラウンジに直結する室内型カウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」も設ける。

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(福岡空港に新設するANA SUITE LOUNGE)

ANAは17年9月に新千歳空港の国内線ラウンジリニューアルした。今回の3空港は、それに続く改修となる。

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(リニューアル後の伊丹空港ANA SUITE LOUNGEのイメージ)

伊丹空港では19年秋、南ターミナル3階に「ANA PREMIUM CHECK-IN」を新設。ラウンジは3階から4階に移設し、同年2月上旬、面積を約1.2倍に拡張してリニューアルオープンする。窓を背にした受付から滑走路が見える。

福岡空港では19年2月上旬、2階に「ANA PREMIUM CHECK-IN」を新設。同時にラウンジは2階から3階に移設し、最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」を新設。既存のANA LOUNGEとの合計で面積を約1.2倍に広げる。こちらもラウンジ内の窓から滑走路が見える。

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(リニューアル後の那覇空港ANA SUITE LOUNGEのイメージ)

那覇空港では19年2月下旬、 ANA LOUNGEをANA SUITE LOUNGEに併設。合計面積を約1.8倍に広げる。合わせてANA LOUNGE利用者もラウンジ直結の専用保安検査場が利用可能になる。

リニューアル後は、ANA SUITE LOUNGEでは飛行機のフラップを模した天井、ウォールナットの木を使った大和壁、センターテーブルを囲んで座面の深いソファを採用。

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(左から伊丹空港、福岡空港、那覇空港のANA LOUNGEのリニューアルイメージ)

ANA LOUNGEでは、栓の木を使った大和壁を採用し、短時間でも気軽に利用できるよう、カウンターチェアに加えてソファーシートを新設した。受付のデザインは、飛行機のフラップを模した天井と雲を思わせる越前手漉き和紙の光壁で、ユニバーサルデザインとして高さの低いカウンターを設置した。

コンセプトは「一期、一会」

リニューアルを監修する隈氏は「『一期、一会』がコンセプト。短時間の滞在でラウンジを出ていく方、長時間をラウンジで過ごされる方など、さまざまな過ごし方に対応した新しい多様性のあるラウンジ空間をデザインした。それぞれの地域性をマテリアルやディテールに反映する予定だ」とコメントした。

JAL(日本航空)も国内線ラウンジの刷新を進めている。ANAとJAL、サービスを競い合うなかで、ラウンジのクオリティーをさらに高めてほしい。

■関連記事:
岡山空港にサクララウンジ新設。JALが来年春、3番搭乗口付近にオープンへ」(2018年11月13日公開)

インドネシア国営のガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia)が、民営のスリウィジャヤ航空(Sriwijaya Air)グループを吸収する。ガルーダ子会社のLCC(格安航空会社)シティリンクを通じ、スリウィジャヤ航空とその子会社NAMエアの運営に乗り出す。

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(スリウィジャヤ航空グループ)

スリウィジャヤ航空はインドネシア国内線でシェア3位。ガルーダ・インドネシア航空は2位で、両社を合わせると国内線のシェアは46%まで高まる(CAPA調べ)。国内線トップのライオン・エアの51%(同)に迫り、追撃態勢を整える。

インドネシアは島が多いため、移動を航空機に頼らざるを得ない。2001年の規制緩和を機に航空会社の新規参入が相次ぎ、競争が激化した。その一方、事故が多発。安全性に懸念があるとしてEU(欧州連合)では一時、インドネシアの全航空会社に対し領空を飛ぶことを禁じた。

10月にはライオン・エアがジャワ海に墜落し、乗客乗員189人全員が亡くなった。規模を追うだけでなく、企業体力をつけ、安全性を高めることが求められている。

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JAL(日本航空)の国内線で昨年8月以降、乗務前のアルコール検査で社内基準を上回るアルコール量が検知されたケースが19件あり、このうち12便でパイロットの手配などを理由に出発が遅れていたことが15日、明らかになった。

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JALは10月末、英国で男性副操縦士が規定値の9倍を超すアルコール量が検知されたとして逮捕されたばかり。酒が残っている状態で乗務に臨むのが社内で常態化していた可能性がある。

JALの社内規定では呼気1リットル当たり0.1ミリグラムのアルコールが検知された場合は乗務できない。昨年8月、国内線のアルコール感知器を新型に変更。旧型の感知器は息を吹きかけるだけで測定値は保存されず、呼気をそらすなどすれば正しく反応しないケースがあった。新型はストローで息を吹き込むタイプで測定値がすぐに表示。データはオンライン上に保存されるため、今回は記録をさかのぼれる新型導入以降に絞って調査した。

英国では乗務前の社内検査で異常が見つからず、現地警察による検査で基準値を大幅に上回るアルコール量が検出された。JALは海外でまだ旧型の検知器を使っており、検査をすり抜けた疑いが強まっている。

16年6月には別の男性副操縦士が金沢市内で泥酔のうえ警察官を殴り、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。社内では乗務12時間前を過ぎてからの飲酒を禁じているが、これだけ検出者が多いことをみると、本当に守られているのか疑いたくなる。

JALは16日に再発防止計画を発表するが、飲酒問題根絶に向け、真摯に向き合った報告をしてほしい。

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上海浦東国際空港で13日午前11時50分ごろ、JAL(日本航空)機が滑走路に侵入するトラブルが起きた。滑走路では米デルタ航空が離陸に向けて加速中で、周囲に緊張が走った。

デルタ航空機は米デトロイト行きのDL582便。エアバス350-900型機で運航していた。一方のJAL機は成田発JL873便で、機材はボーイング787-9型機だった。

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(緊急停止後、タイヤに放水を受けたデルタ航空機/微博)

デルタ航空はJAL機が滑走路に侵入したため、急ブレーキをかけて緊急停止。この際にタイヤが破損し、駆けつけた消防車が放水した。JALによると、着陸直後でターミナルビルに移動していたという。けが人はいなかった。

JAL機は上海発成田行きとして折り返し運航する予定だったが、中国当局の事情調査のため出発できず、乗客162人は別便に搭乗し出発した。

原因はさだかでないため、JALが一方的に悪いとは言い切れない。大惨事が起きなくて幸いだった。

スカイマークの米国人男性機長(49)が14日、乗務前のアルコール検査で陽性反応が出た。続く詳細検査に時間を要したため、急きょ機長を交代。羽田発新千歳行きBC705便は午前8時40分の出発が20分余り遅れた。

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スカイマークによると、機長は午前7時50分ごろに簡易検査を受けて陽性だった。詳細検査に移ったが、機長だけでなく他の乗務員も含めて検査機器を扱えず、アルコール濃度が出なかったという。

結局、検査は午前9時37分に行われた。社内規定では呼気1リットルにつき0.15ミリグラムのアルコールが検出されると乗務できないが、0.10ミリグラムにとどまったという。

スカイマークは乗務開始前12時間以内の飲酒を社内規定で禁じている。機長は前日に500ミリリットル缶ビールを7本飲んだ一方、飲酒は午後3時から7時までだったと話しており、社内規定には反していない。

しかし、前日に大量のアルコールを摂取したのは事実で酌量の余地はない。検査機器の扱いに不慣れだったのも乗客の命を守る立場としては疑問だ。もし、すぐに詳細検査が行われていたならば、基準値を上回っていたかもしれない。

このところ、支店長やパイロット、客室乗務員とANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)で次々と飲酒問題が発覚している。定時性の高さで信頼を取り戻したスカイマークまで飲酒トラブルを起こしたのをみると、日本の航空業界の闇は深いと感じる。

ドーハ行きの航空券を予約すると、「ザ・リッツ・カールトン ドーハ」に無料で宿泊できるーー。そんな夢のようなキャンペーンを、カタール航空(Qatar Airways)が公式サイトで始めた。

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流れは、
▼カタール航空の公式サイトからドーハ行きの航空券を予約する(以下の対象運賃に限る)
▼航空券購入後に送付される予約確認メール記載のプロモンションコードを使って、ザ・リッツ・カールトン ドーハを予約する
▼ホテルチェックイン時にカタール航空搭乗券を提示する
の3ステップ。

対象は成田ードーハ、羽田ードーハなど、カタール航空運航のドーハ往復便。共同運航(コードシェア)便は対象外で、カタール航空運航便でもイラン、イラク、ヨルダン、クウェート、レバノン、オマーン、パキスタン発着便は不可。

無料で宿泊できるのは、エコノミークラスのFlexi運賃、Value運賃で最長2泊、ビジネスクラスのFlexiう運賃、Value運賃で最長3泊、ファーストクラスのFlexi、Value運賃で最長4泊。搭乗数が2人なら1部屋、3人なら最大3人を用意する。予約期間は12月4日まで、旅行期間は2019年3月31日まで(3月7日〜9日は対象外)。

プロモーション運賃は不可で正規運賃となるため出費はかさむが、ホテル代が無料、それもリッツとなれば、極上のアラビアンステイが楽しめる。特産品が集うマーケット「スーク・ワキーフ」やイスラム美術館、砂漠の海辺「インランド・シー」など、観光名所に繰り出すもよし、ホテルでゆったりと過ごすのもよし。ちょっと贅沢なドーハ観光をしてみてはいかがだろうか。

LCC(格安航空会社)のエアアジアX(AirAsia X)が2019年1月30日、関空ー台北(桃園)線を週4便で開設する。アジア最大のLCCエアアジアグループの長距離路線を担う会社で、関空のエアアジアグループ便はクアラルンプール、バンコク、ホノルルに続き4路線目。国内の空港で最多となる。

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エアアジアXの関空ー台北(桃園)線は377席のエアバスA330型機(プレミアムフラットベッド12席、エコノミークラス365 席)で運航する。スケジュールは以下の通り。

■関空→桃園
便名:D7371
運航日:月・火・水・金曜(22:00発 23:55着) 

■桃園→関空
便名:D7370
運航日:月・火・水・金曜(16:55発 20:45着)

台湾は、海外旅行の定番としてすっかり定着した。日本政府観光局(JNTO)によると、台湾からの訪日客も前年比9.5%増と大きく伸びている。エアアジアXの参入により、関空と台北を結ぶ路線は週134 便に達し、まさに日本国内線並みの運航本数となる。

ANA(全日本空輸)グループのANAウイングスの40代男性機長が飲酒で乗務できず、遅延を引き起こした問題で、ANAはこの機長を11月6日付で諭旨退職処分とした。

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機長は10月24日、沖縄県石垣市内の飲食店で午後10時ごろまでビールなど6杯を飲んだ。翌日の25日は午前8時10分石垣発成田行きのNH1762便(ボーイング737-500型機)に乗務する予定だったが、体調不良で欠航。この影響でこの便を含む5便に1時間程度の遅れが出た。ANAは社内規定で乗務12時間前以降の飲酒を禁じており、上長にも監督責任があるとして運航担当役員2人の報酬を1割削減した。

ANAは10月2日、パリ支店長兼ブリュッセル支店長だった杉野健治氏(52)がパリ発成田行きの機内で泥酔し、隣席の50代女性客に頚椎捻挫のけがを負わせたことが発覚。この際も諭旨退職処分としたばかりだ。

JAL(日本航空)の40代男性副操縦士も10月28日、ロンドン・ヒースロー空港で基準値を大きく上回るアルコール量が検出されてその場で拘束。10月31日に逮捕された。JALは5月にも男性の客室乗務員が乗務中、機内のトイレで飲酒する問題を起こした。

日本の二大航空会社による相次ぐ酒の不祥事。国土交通省は、パイロットの体内アルコール濃度の基準を新設したり、呼気検査を義務付けたりするなど飲酒規制の強化に乗り出した。

乗客の命を預かるのがパイロット。再発防止のためには、もはや一般の飲酒運転以上に厳しい罰則が求められているのかもしれない。

乗降用のエレベーターを車内に備えたリムジンバスが12月、世界で初めて営業運行を始める。導入するのは成田空港、羽田空港へ高速バスを走らせる東京空港交通(東京・中央区) 。車いすのままでも乗車できるバリアフリーバスの新たな選択肢として注目を集めそうだ。

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バスは三菱ふそうトラック・バス製の「2TG-MS06GP改」。全長1199センチ×全幅249センチ×全高346センチで、エンジンの排気量は7697cc、最大出力280kw(381ps)、最大トルク1400N・m(143kgf・m)。定員は通常39席(右側11列、左側8列)で、補助席3席と車いす専用1席を別途備える。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報装置、ドライバーモニター、車両挙動制御装置などの安全装備を搭載した。

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車いす用のエレベーターは幅80センチ×前後長130センチで、230キロまで積載できる。エレベーターへはスロープ板を使って乗降する。14日午後2時からお披露目式を行い、乗降デモンストレーションや試乗会を実施する予定だ。

5両目のバリアフリーバス

東京空港交通は2016年4月に東京・水天宮の東京シティエアターミナルと羽田空港国際線ターミナルを結ぶ路線にリフト付きリムジンバスを初めて導入した。17年12月にはバスタ新宿と羽田空港国際線ターミナル間に2両目を投入。今年6月に国内初の改良型リフト付きリムジンバスを2両追加し、成田空港と東京シティエアターミナル・東京駅(鉄鋼ビル)間で運行を始めた。

エレベーター付き車両の導入で、バリアフリー対応のリムジンバスは計5両に増える。東京空港交通によると、来年春までに10両体制にするべく、さらに増備を進めるという。車いすでもスムーズに乗り降りできる車両が世の中に広がれば、思いやりのある社会に一歩近づく。

成田空港第2ターミナルに11月27日、新たな飲食店が加わる。ビーガン料理専門店「T’sたんたん」と 「TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂」で、いずれもJR東日本グループの日本レストランエンタプライズが運営。出国手続き前エリアの本館4階に同時オープンする。

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「T’sたんたん」(写真上)は、ベジタリアンをはじめ、食物アレルギーや宗教上の理由で食事制限が必要な人でも笑顔で食卓が囲める「スマイルベジ」を掲げ、2009年に東京・自由が丘で「T'sレストラン」として開業。肉や魚介、卵、乳製品、ハチミツなど動物性食材を一切使用していないのが特徴で、看板メニューは担々麺。東京駅、上野駅、仙台駅に店舗を構える。

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「TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂」(写真上)は、 人気ラーメンチェーン「一風堂」がプロデュースする東京発の豚骨ラーメン店で、豚骨スープをベースに醤油、味噌などバラエティ豊かな一杯が楽しめる。赤羽、池袋、大船、海浜幕張、品川、浦和美園に続く7店目となる。

営業時間はいずれも午前7時半から午後9時(ラストオーダーは午後8時半)。訪日外国人客が増えるなか、空の玄関口でラーメンのバラエティーが広がっている。

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