エールフランス航空(Air France)、KLMオランダ航空(KLM Royal Dutch Airlines)、中国南方航空(China Southern Airlines)、厦門航空(Xiamen Airlines)の4社が、共同運航を始めることで合意した。

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(オランダで記者会見して発表した)

4社はともに航空連合「スカイチーム」のメンバー。エールフランス航空とKLMオランダ航空は経営統合し、エールフランス-KLMを形成している。

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中国路線では、2006年からKLMオランダ航空と中国南方航空がアムステルダム—北京線を共同運航し、15年からは廈門航空のアムステルダム—廈門線が加わった。一方、10年にはエールフランス航空が中国南方航空とパートナーを組み、パリ—広州線の共同運航を始めた。

これら欧州と中国間で別々に展開していた共同運航便を、一つにまとめるのが今回の合意の狙いだ。合計すると毎年125万人の乗客を運んでおり、欧州(パリ、アムステルダム)と中国(北京、成都、杭州、廈門)での乗り継ぎ時間が短縮される。

他分野でも連携

エールフランス航空とKLMオランダ航空の乗客は、4社の共同運航全便で、フライングブルーマイル(Flying Blue Miles)を貯めることができる。空港のグランドハンドリングやケータリングサービス、航空機の整備など他分野でも協力し合い、例えば、エールフランス-KLMエンジニアリング&メンテナンス(Air France-KLM Engineering & Maintenance)が廈門航空のボーイング787型機のエンジンを整備する他、貨物でも連携していく予定だ。

世界の空で、航空会社同士が手を組む動きは加速している。特にロングフライトとなる欧州とアジア間では、路線開設に多額の投資が必要なだけに、今後もこうした相乗りが進みそうだ。