1日未明、ロシア南部のソチ空港(Sochi Airport)に降り立った旅客機が滑走路を外れて炎上した。

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炎上したのは、ロシアのUTエアー(UTair)機。モスクワ発ソチ行きのUT579便で、ボーイング737-800型機に170人(乗客164人、乗員6人)が乗り込んでいた。



UTエアーはロシア中央部のハンティマンシースク空港(Khanty-Mansiysk Airport)を拠点に、主にロシア国内線に就航している。

UT579便は着陸後、滑走路をオーバーランして川に突っ込み、1日午前3時ごろ(日本時間の1日午前9時ごろ)、左エンジンから出火。機材は炎に包まれたが、消防員が消し止め、全員が機内から緊急脱出した。

ソチ空港によると、乗客乗員に死者はいなかったが、空港職員のウラジミール・ベギヤン氏(Vladimir Begiyan)が、乗客の救助中に心臓発作で亡くなった。この他、子供3人を含む乗客18人がけがを負い、火傷や一酸化炭素中毒などの症状を訴えている。

当時、空港周辺は強風が吹き荒れ、激しい雨が降っており、同機のパイロットは何度も着陸をやり直していた。

先月にもヘリで墜落事故

UTエアーは8月4日にもロシアのシベリア地方でヘリコプターの墜落事故を起こし、乗り合わせた油田開発の作業員15人と乗員3人の18人が死亡した。

メキシコのアエロメヒコ航空が墜落したのも荒天の日だった。今回の炎上事故は間一髪で脱出でき幸いだったが、命を救う使命を果たした方が犠牲になったのは、残念でならない。

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