8日午前、ネパール中部山腹にエアバス製のヘリコプターが墜落し、搭乗していた7人のうち、ネパール人の女性1人を除く6人が死亡した。うち1人は日本人の男性旅行者だった。

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(アルティチュード・エアのヘリ)

墜落したヘリは、ネパールのアルティチュード・エア(Altitude Air)が運航。パイロット1人、乗客6人を乗せて、ネパール中部ゴルカ(Gorkha)地方のサマガウンから午前7時42分ごろ、首都カトマンズへ向けて飛び立った。

ヘリはエアバス製のAS350B3eで、午前8時すぎ(日本時間午前11時15分すぎ)、管制塔との通信が途絶えた。8時18分にはカトマンズ・トリブバン国際空港に着陸する予定だった。

亡くなった邦人は、小松広美さん(67)。神奈川大出身で、卒業生や在学生でつくる登山隊「学士山岳会」に所属。ヒマラヤ山脈の一角を占める標高8163メートルのマナスル(Manaslu)登頂を目指していた。小松さんは体調を崩し、治療のため、カトマンズに向かっていたという。搭乗客は小松さん以外、全員ネパール人だった。

ネパールでは、道路が未整備の辺境の地域をヘリコプターが結んでいる。山は熟練したパイロットでもうまく着陸するのは難しい。悪天候と深い森のなか、舵取りに苦戦したのだろうか。ご冥福を祈りたい。
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