最大震度7が襲った北海道地震胆振(いぶり)東部地震からの復興を目指し、ANA(全日本空輸)グループが21日、「でかけよう北海道」プロジェクトを始めた。北海道応援サイトを開設し、北海道発着路線の運賃を値下げ。北海道と全国をANAグループの翼でつなぐ。マイルでの寄付や「ANAのふるさと納税」での災害支援寄付を受け付ける。

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北海道応援サイトは28日に日本語サイト、10月中旬に英語サイトを開設する。ANAグループの取り組みや割安な運賃、旅行商品を紹介する。

日本人も外国人も値下げ

東京、大阪(伊丹・関空)、中部(セントレア)発着の北海道発着路線では「ANA SUPER VALUE 45/55/75」運賃、「スマートU25」「スマートシニア空割」を値下げする。対象路線は以下の通り。

▼東京—札幌、釧路、函館、稚内、紋別、中標津、女満別、旭川、帯広
▼伊丹—札幌、函館
▼関空—札幌
▼神戸—札幌
▼中部—札幌、函館、女満別、旭川

最安の運賃例は以下の通り。いずれも税込み片道当たり(空港施設使用料を除く)。
ANA SUPER VALUE 45/55/75(9月22日発売開始)
▼東京—札幌:9200円~1万500円→9000円 
▼関空—札幌:9000円~1万500円→8500円
※11月6日〜19年3月30日搭乗分。

スマートU25(10月1日発売開始)
▼東京—札幌:1万4000円→1万円
▼大阪—札幌:1万9000円→1万5000円
※10月1日〜11月30日搭乗分。

スマートシニア空割(10月1日発売開始)
▼東京—札幌:1万5700円→1万円
▼中部—旭川:1万8000円→1万5000円 
※10月1日〜11月30日搭乗分。

訪日外国人客(インバウンド客)向けの運賃「ANA Discover JAPAN Fare」は最大で半額となする。9月27日に発売し、運賃例は以下の通り。いずれも税込み片道当たり(空港施設使用料を除く)。

▼東京—札幌、釧路、函館、稚内、紋別、中標津、女満別、旭川、帯広:1万600円から→5400円から
▼大阪—札幌、函館:1万800円から→5400円から
▼中部—札幌、女満別、旭川、函館:1万800円から→5400円から
※9月27日発券分から10月27日発券分まで。登場期間は10月26日から(予定)

専用ツアー、応援プランも

航空券とホテルを自由に組み合わせて旅程を作れるANAセールスのダイナミックパッケージ「旅作」では、割引クーポンを設定。北海道地区への専用ツアーの設定など、9月下旬から順次、旅で北海道応援プランを展開していく。

さらに、Good day北海道」キャンペーンをスタート。北海道発着全路線(他社との共同運航便含む)を対象に、11月1日の搭乗分から国内航空券や北海道各地のご当地オススメ品が抽選で当たる。搭乗は来年1月31日まで(年末年始の12月27日から来年1月6日搭乗分は対象外)。NHから始まる便名に2回搭乗した会員が対象となる。申込期間や当選発表などの詳細は10月下旬に開設する特設ページで公表する。

北海道地震のため中止した「第46回ANAオープンゴルフトーナメント」では、賞金額の一部を被災地支援のために寄付する。

また、「ANAショッピング A-style」では、北海道の一部地域に関連したグルメなどを紹介する特設ページを10月中旬に開設。期間中の売り上げの一部を日本赤十字社を通して寄付する。

1300万マイルが集まる

ANAグループはこれまで、日本赤十字社を通じて義援金500万円を寄付。マイレージクラブ会員に、1マイル1円相当でマイル寄付を呼びかけている。集まったマイル相当額を日本赤十字社や自治体へ寄付する予定で、今月18日時点で約1300万マイルが寄せられた。申し込みはこちらから。10月31日午後11時59分まで受け付けている。

ANAのふるさと納税」では今月10日から、土砂崩れで甚大な被害が発生した北海道厚真町を支援するため、災害支援寄付を募り、全額を厚真町に届ける。受付期間は10月31日の午後11時59分まで。9月20日時点で約150万円が集まっている。この他、今月11日から30日まで災害ボランティアに無料で航空券を提供しており、道内のセブン-イレブンには緊急支援物資を届けている。

JALも同日、「さあ出かけよう北海道」として数々の支援を発表した。北海道史上最大の地震。長い復興への道のりを共に支えていく。

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※被害から復旧への流れ