ニューギニア航空(Air Niugini)が成田ーチューク線を就航から僅か1カ月余りで廃止した。チュークはミクロネシア連邦で最も人口が多い州で、イルカとダイビングの聖地「ジープ島」にも近い。ミクロネシア連邦と日本を結ぶ唯一の直行便は、あっさりと幕を下ろした。

niugini

週2便→週1便→ゼロ

ニューギニア航空は、成田空港とパプアニューギニアの首都ポートモレスビーを結ぶ直行便を、9月1日からチューク経由に切り替えて週2便で運航を始めた。しかし、チューク便の就航を間近に控えた8月下旬になって10月1日から週1便に減らすことを表明。そして10月6日から何の告知もなく、チューク経由を完全に取りやめた。今後は、週1便で成田ーポートモレスビーを直行便で結ぶ。

ニューギニア航空はパプアニューギニアの国営航空。成田線以外にも運航乗務員の調整を含め、全定期路線の見直しに着手していた。チューク経由を取りやめたことで、成田ーポートモレスビー線の所要時間は2時間ほど短くなる。機材はボーイング737-700型機(ビジネスクラス12席、エコノミークラス104席)またはボーイング737-800型機(ビジネスクラス16席、エコノミークラス128席)。新たな運航スケジュールは次の通り。

■成田→ポートモレスビー
便名:PX055
運航日:土曜(21:35発 翌05:25着)

■ポートモレスビー→成田
便名:PX054
運航日:土曜(14:40発 20:25着) 

ニューギニア航空は9月28日、チューク国際空港で着陸時に滑走路を飛び出し、海水に突っ込む事故を起こした。定期路線の見直しも含め、会社そのものがごたごたしている印象で心配になる。

【2018/10/10】
ニューギニア航空が、成田—チューク線を廃止し、成田—ポートモレスビーの直行便に切り替えることを正式に発表した。成田—チュークの運航見合わせは来年3月30日までとしている。