那覇空港周辺で10日午後5時25分ごろ、航空管制のシステムトラブルが発生し、旅客機が離発着できない状態となった。那覇空港発のANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)の一部便に2時間以上の遅れが出るなど、ダイヤが大きく乱れた。

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沖縄県と鹿児島県の離島空域は今月1日から、新たに発足した神戸航空交通管制部(神戸市)に引き継がれた。しかし、神戸の同管制部は初日にシステムトラブルを起こし、急きょ那覇に業務を戻して再度調整。満を持して10日午前0時から本格運用を始めたばかりだった。

再度のトラブルを受け、10日はバックアップシステムを起動して対処したが、15分間にわたり管轄空域に旅客機が進入できなくなった。

日本の空はこれまで札幌、東京、福岡、那覇の4管制部が分担していた。しかし、LCC(格安航空会社)を中心に就航が増え、航空需要が拡大したため、国土交通省は管制業務の再編に踏み切った。今月1日に那覇を廃止、神戸を新設し、那覇は神戸の那覇分室に変更した。

立ち上がったばかりとはいえ、度重なるシステムトラブルは大失態。2度あることは3度あり得る。徹底的に不具合の芽を摘み取ってほしい。