LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンが来年3月30日の夏ダイヤから、成田—下地島線を毎日1便で開設する。下地島空港(沖縄県宮古島市)では三菱地所が旅客ターミナル「みやこ下地島空港ターミナル」の整備を進めており、同日に開業する運びとなった。リゾート地として名高い宮古諸島に、首都圏からひとっ飛びで行けるようになる。

ジェットスターの誘致に当たっては、三菱地所と沖縄県、宮古島市に加え、沖縄観光コンベンションビューロー、宮古島観光協会、成田空港の運営会社である成田国際空港が連携し、官民一体で誘致を進めてきた。

成田—下地島線は、ジェットスター・ジャパンの国内線としては13番目の成田路線。他の路線同様、180人乗りのエアバスA320型機で乗り入れ、首都圏のみならず、海外からの誘客も目指す。宮古諸島から成田空港を経由し海外へ渡航するルートが開かれる。

国際線も誘致へ

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(北側から見た下地島空港)

下地島空港はパイロットの訓練飛行場として1979年7月に開港した。しかし、JAL(日本航空)と日本トランスオーシャン航空が2011年度(12年3月)、ANA(全日本空輸)は14年度(15年3月)をもって撤退。唯一の定期便だった日本トランスオーシャン航空(旧南西航空)の那覇—下地島線も1994年7月に運休となった。

沖縄県は下地島空港の再活用を目指し、三菱地所と協定を結んだ。

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(国内線の搭乗待合室イメージ)

整備中の旅客ターミナルは平屋建てで、「空港から、リゾート、はじまる。」をコンセプトに、自然光を取り込み、降り立った瞬間からリゾート感が感じられるようにする。

国際線を受け入れる専用施設を設け、台湾、香港、韓国などから国際線定期便・チャーター便の誘致にも取り組んでいく。空港の利用者は19年度は11万人だが、路線の拡充により、25年度は57万人を目指す。

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(旅客ターミナル施設のイメージ)

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(出発ラウンジテラスのイメージ)

ターミナルの住所は、沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727番地で、敷地面積は3万1580平方メートル。チェックインカウンターを12カ所、搭乗ゲートを3カ所、国際線・国内線の到着ロビーを1カ所ずつ、そして飲食2店、物販3店(免税店含む)を備える。バス、タクシー乗り場、レンタカー受付カウンター、ATMも設ける。

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宮古島のその先へ直行便で行けるようになるのは、画期的だ。沖縄旅行の新顔として話題を集めるのは間違いない。

【2018/11/13追記】
新路線の誕生を記念し、東京・丸の内で15日から4日間、就航記念イベントの開催が決まった。
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