余ったマイルでワンランク上のエコノミークラスを——。19年4月1日搭乗分から、ANA(全日本空輸)の国際線プレミアムエコノミークラス(プレエコ)に特典航空券で乗れるようになる。20年4月1日からはマイルでプレエコにアップグレードできるようにもなり、マイルの使い道が増える。

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対象となるのは羽田—ロンドン、羽田—ニューヨーク線など、ANAグループ運航便かつプレエコサービスを備えた59機全30路線(11月現在)。

ANAは19年春から東京—ホノルル線に総2階建ての超大型機エアバスA380型機を投入する予定で、このA380も含まれる。A380のプレエコは73席と現在のホノルル線の5倍以上。マイルで発券できる可能性が大きく高まる。

特典航空券の発券予約は12月5日の午後3時からスタートする。ANAマイレージクラブ会員の他、特典利用者登録済の2親等以内の家族にも適用する。必要マイル数は以下の通り。

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アジア2(シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、プノンペン)
ローシーズン:4万6000マイル
レギュラーシーズン:5万1000マイル
ハイシーズン:5万4000マイル

ハワイ(ホノルル)
ローシーズン:5万3000マイル
レギュラーシーズン:5万8000マイル
ハイシーズン:6万1000マイル

北米(ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、 シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティ)
ローシーズン:6万2000マイル
レギュラーシーズン:7万2000マイル
ハイシーズン:7万7000マイル

欧州(ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン)※ウィーンは19年2月17日就航
ローシーズン:6万7000マイル
レギュラーシーズン:7万7000マイル
ハイシーズン:8万2000マイル

オセアニア(シドニー)
ローシーズン:5万4000マイル
レギュラーシーズン:6万2000マイル
ハイシーズン:6万7000マイル

韓国や台北、中国大陸・香港、マニラは対象外なので注意が必要だ。

アップグレードは20年4月から

20年4月1日搭乗分からはマイルを使ってプレエコへアップグレードできるようにし、19年9月下旬から受け付けを始める。こちらもANAグループ運航でプレエコサービスがある全便が対象。ANAマイレージクラブ会員の他、特典利用者登録済の2親等以内の家族も利用できる。

アップグレードに必要なマイル数は

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距離にして4500マイルまでの路線が1万5000マイル、4501マイル以上の路線は2万マイルとなっている。

上級会員(ダイヤモンドサービス、プラチナサービス、ブロンズサービス、スーパーフライヤーズ会員)はANAのアップグレードポイントを使ってもアップグレードできる。

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必要なアップグレードポイントは欧米路線とオセアニア路線がが5、リゾート・東南アジア路線が4と、ちょうどビジネスクラスの半分となっている。しかし、対象予約クラスはY/B/M/U/H/Q/Vに限られる。

マイルで特典航空券が発券できるのは便利な半面、上級会員にとってはより一層プレエコを確保するのが難しくなりそうだ。

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