東北の観光復興を目指し、空と陸のライバルがタッグを組む。ANA(全日本空輸)とJR東日本が、誘客促進や訪日観光需要に対応するサービス等を連携して展開することで合意した。

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第1弾は冬の秋田旅を呼びかける共同キャンペーン。ANAの国内航空券とJR東日本の秋田エリアの周遊フリーきっぷを国内外向けにセット販売を始めた。

国内向けは「ANA SUPER VALUE75 & JRきっぷAKITA」。早割運賃「ANA SUPER VALUE75」と秋田新幹線「こまち」の普通席にも乗車できるフリーきっぷがセットになったプランで11月9日から来年1月14日まで販売する(利用期間は来年1月23日〜2019年3月30日、運賃は1万700円~1万9400円)。特設サイトはこちらから。

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(JR東日本のフリーきっぷ対象区間)


海外客向けには、航空券と宿泊施設を自由に組み合わせられるダイナミックパッケージ「ANA Discover Japan Free & Easy」とJR東日本のフリーきっぷをセットに。12月3日から来年3月23日まで販売する(利用期間は来年1月23日〜3月30日、 JR東日本フリーきっぷは来年1月23日〜4月1日の2日間)。

また、インバウンド客向けの海外サイトでも連携。JR東日本のサイトからANA航空券の予約・購入を、ANAのサイトからJR券の予約・購入がそれぞれできる環境を整備する。

ANAの多言語情報サイト「Japan Travel Planner」で12月上旬から、JR東日本とともに東北特集ページを展開。 海外での旅行博にも共同出展し、JR東日本がシンガポールと台湾に設けた「JAPAN RAIL CAFE」も活用して東北の魅力や日本到着後の移動手段、両社の商品・サービス、割引運賃などをPRする。

また、JR東日本の「行くぜ、東北。SPECIAL冬のごほうび」キャンペーン中に運行する東北の定期観光バス(4コース)をANAサイトで発売する。

東日本大震災から7年8カ月。まだ完全復興へは道半ばだ。震災の記憶を風化させないためにも今回のプロモーションには意義がある。