ANA(全日本空輸)が12月から半年間、中国・四国を特集する。まだ知られていない日本の魅力を地域とともに発信する「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」の一環で、台風からの復興の願いも込めて機内食や空港ラウンジ、旅行商品などで、中国・四国をプッシュする。

ANAグループは2013年9月から17年11月まで「Tastes of JAPAN by ANA」と銘打ち、全国47都道府県の観光資源を発信してきた。17年12月から「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」とあらため、特集するエリアを都道府県単位から地域に広げ、特集期間も従来の3カ月から6カ月に拡大した。

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今回は、羽田、成田、関空のANAラウンジで中国・四国の地酒を6カ月間で計73銘柄用意する。国際線の機内食や空港ラウンジでは、中国・四国地方の特産品を使った食事やデザートを振る舞う。メニューは以下の通り(いずれも一部路線を除く)。

【国際線ファーストクラス(18年12月~19年2月)】
欧米路線(日本発)
▼島根ポークのスペアリブにシチリアングリーンオリーブのコンディメントをのせて
▼ソルベペーシュ(岡山)
▼山口県甘鯛ポワレとカブのブレゼ トリュフのクリームソース
欧米路線(日本発)、欧州路線(欧州発)
▼阿波尾鶏とマッシュルームのカレー(徳島)

 【国際線ビジネスクラス】
欧米・メキシコ・ホノルル・シドニー・東アジア・東南アジア路線(日本発) 
18年12月~19年2月
▼鳥取県産真鯖みりん干し
東アジア・東南アジア路線(日本発)
19年1月
▼広島県大崎上島産車海老と銀鰈のソテー バジル風味のパスタ添え 甲殻類とパプリカのソース
東アジア路線(海外発)
19年2月
▼愛媛県産真鯛とフェンネルのサラダ フォアグラとアプリコットのタルト仕立て

国内線プレミアムクラスでは、羽田空港発の夕食(17時以降出発便)を中国・四国の名店が監修。12月から来年2月は山口県の「春帆楼」、来年3月から5月は愛媛県の「栴檀」が担当する。

また、「ANA機内食総選挙」として、ANAのシェフらが中国・四国9県の食材を使用した9種類のご当地カレーをプロデュース。日本語と英語の特設サイト、中国のSNSで人気投票を実施し、上位3つのメニューを来年3月から日本発の国際線プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスで提供する(関連記事も参照)。対象路線などの詳細は、2019年2月頃にANAウェブサイトで発表する予定だ。

羽田空港の国際線最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」では12月に「香川県産オリーブ牛ステーキ」、来年1月に「高知県産金目鯛蕗巻き」を提供する。

ツアーも中国・四国尽くし

ANAは特集サイトを設け、中国・四国エリアの観光、旅行プランも紹介(英語サイトもある)。中国・四国各地の観光・グルメ・体験メニューをセットにしたWEB限定商品を発売する。12月1日から来年5月31日出発分が対象だ(詳細はこちらから)。

さらにインターネット通販サイト「ANAショッピング A-style」では、各県の名産品・特産品を特設ページで販売。機内番組 「SELECTRAVEL」(SELECT+TRAVELの造語)では、外国人タレントが外国人にとっては新発見、日本人にとっては再発見の完全オリジナル旅を紹介する。この番組は、国内線・国際線の機内、YouTubeのANAグローバルチャンネルで視聴できる。

国内線の機内誌「翼の王国」、国際線の機内誌「WINGSPAN」も、各月ごとにテーマを設定してご当地食材や観光地を特集する。「翼の王国」11月号では島根県・鳥取県の和紙を、「WING SPAN」11月号では香川県(直島)・広島県(尾道) の街歩き体験を掲載する。

半年という長いスパンだと、色々な視点から地域の魅力を掘り起こせる。コンセプト通り、まだ誰も知らない中国・四国地方へと誘うきっかけになるか。

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