インドネシア国営のガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia)が、民営のスリウィジャヤ航空(Sriwijaya Air)グループを吸収する。ガルーダ子会社のLCC(格安航空会社)シティリンクを通じ、スリウィジャヤ航空とその子会社NAMエアの運営に乗り出す。

IMG_9382
(スリウィジャヤ航空グループ)

スリウィジャヤ航空はインドネシア国内線でシェア3位。ガルーダ・インドネシア航空は2位で、両社を合わせると国内線のシェアは46%まで高まる(CAPA調べ)。国内線トップのライオン・エアの51%(同)に迫り、追撃態勢を整える。

インドネシアは島が多いため、移動を航空機に頼らざるを得ない。2001年の規制緩和を機に航空会社の新規参入が相次ぎ、競争が激化した。その一方、事故が多発。安全性に懸念があるとしてEU(欧州連合)では一時、インドネシアの全航空会社に対し領空を飛ぶことを禁じた。

10月にはライオン・エアがジャワ海に墜落し、乗客乗員189人全員が亡くなった。規模を追うだけでなく、企業体力をつけ、安全性を高めることが求められている。

▪️関連記事: