パスポートチェックを済ませ、出発までの数時間。できることならゆっくりしたい。そんな時に欠かせないのが、航空会社のラウンジだ。

例えば、羽田空港国際線ターミナルのANAラウンジ。VIP客のみに許された空間ではなく、もはや特別な空間ではなくなってきている。

ANA便ならビジネスクラスに乗れなくても、プレミアムエコノミークラス以上であれば利用できる。さらに言えば、
上級会員(プラチナ会員以上)とその同行者は、エコノミークラスであっても入場できるのだ。

うん?と思われた方もいるかもしれない。
競争率が高いのである。

それだけではない。ANA便でなくてもいい。「スターアライアンス」というANAと同じグループに属する航空会社の乗客も、上級会員ならエコノミークラスでも入れてしまう。

つまり、入場するためのハードルがとにかく低いため、夜はいつも混んでいる印象だ。

バンコクへ行くフライトは、日付も変わった午前0時半発。 午後9時に入ったら、平日にも関わらず、それはもうすごい混雑ぶりだった。 

受付でシャワーを借りたい旨を伝えると、
「10人以上待っているため、1時間半はかかる」
との話。

これは日常茶飯事なので、注意しておきたいポイントだ (他国だとここまでシャワーで待つことはない) 。

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ただし、シャワー室そのものは清掃が行き届いており、 アメニティーも一通りそろっている。

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時間に余裕があるなら、さっぱりと汗を流して搭乗できるのはありがたい。

ただ、食事に関しては、他の航空会社と比べて充実しているとはいいがたい。

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生ビールが飲めるのは、うれしいサービスではある。 

が、フードメニューはといえば、ビュッフェ形式とはいえ、 サンドイッチと焼きそば、カレー、ミニサイズの巻きずし、おにぎりなど。 

ラーメンやうどんは、できたてをいただけるが、 総じていえば、祭りの縁日に軒を連ねる屋台を思わせる献立である。

ただ、深夜便の場合、機内の食事は少なめなので、 たとえビジネスクラスであっても、ここでしっかり食べておくほうがよい。

余談だが、このラウンジと隣あっているファーストクラス用のラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」はかなり豪華と評判だ。 

ホームページによると、「一歩中に入ると、そこは選ばれた方のための空間」。いつかそちらの世界をのぞいてみたいものである。


【2018/05/13追記】
羽田空港国際線ターミナルには少し離れたところにもう1つANAラウンジがある。タイミングにもよるが、比較的空いていることが多く、どうしてもシャワーを浴びたい場合は、狙ってみる価値はある。
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