昨年に続き、今年もこの季節がやって来た。天草エアライン(AMX)の「サンタこす割」である。

天草サンタ

ルールはシンプルだ。出発空港の搭乗手続きから到着空港の到着出口までをサンタクロースのコスプレをして過ごすこと

この約束を守ることを条件に、片道運賃を
■天草ー熊本 3000円
■天草ー福岡 4000円
■熊本ー大阪(伊丹) 5000円
とする、というものだ。
(ちなみにこの3路線が天草エアラインの全路線だ。)

クリスマスに向けて、期間は11月25日~12月25日の1カ月間となる。

「サンタこす」の条件

この「サンタこす割」にはルールがある。下のイラストを見てもらいたい。

サンタコス


これは、なかなか恥ずかしい!


マストなのは、
サンタ帽とサンタの衣装
(男子:上着とズボン、女子:ワンピース)
ちなみに、靴は自由である。

そして、この基本以外の「トナカイ」「クリスマスツリー」「プレゼント箱」などをイメージした衣装はNG
サンタエプロンのみ、サンタのマントやガウンのみもNG
防寒コートなどでコスプレが分からない場合もNGとなる。

例えば、次のような衣装なら大丈夫ということになる。

【男子編】(まあ、ベルトとひげはいらないが。。。)




【女子編】





そして忘れてはいけないのは、「サンタこす割専用申し込み書」でのFAX受付のみだということだ。(天草エアライン予約センター(0969-57-6015) 午前9時~午後6時まで)

「サンタクロースの聖地」から発想

天草エアラインによると、この企画は、天草市主催のイベント「“AMAKUSAN SANTA Journey~冬の天草を、サンタになって旅しよう。~」と合わせて利用すると、なお楽しめるという。

「AMAKUSAN SANTA Journey」は昨年初めて行われた「あまくさン・サンタクロースフェスティバル」を改名して開催。
「サンタこす割」と同じく11月25日に開幕し、オープニングイベントでは、天草にふさわしいサンタクロースを選ぶ「あまくさン・サンタクロースチャレンジ(おとな部門・こども部門)」を実施する予定である。

天草にふさわしいというのは、どういうことかはさておき、熊本県の西端にある人口約8万5000人の天草市は「サンタクロースの聖地」を売りにしている。2013年からの 3年間、毎年9月に「世界サンタクロース会議in天草」を開催。13年の第1回会議でアジアで初となるサンタの聖地「サンタクロースが来る街」に公認されたのだという。

天草市の市政だより(2015年9月)などによると、理由は2つあり、

①日本に西洋文化が入ってきた約450年前から、クリスマスを祝い続けてきた歴史がある。江戸幕府によるキリシタン禁教令を敷いた時代も、天草のキリスト教徒たちは「霜月祭(しもつきさい)」と名を変えて祝っていた。

世界サンタクロース会議は毎年7月にデンマークで行われているが、自身も「公認サンタクロース」でもあった音楽家パラダイス山元氏がこの史実に基づき、「天草こそ”家族の絆”を確認し合うという、本来のクリスマスを考えるにふさわしい場所、原点である」と天草での開催を決意。

そして、
②世界サンタクロース会議に出席した、海を超えたやって来たたくさんのサンタクロースが、天草の人々のやさしさに触れ「まるでふるさとのようだ。また帰ってきたい」と感動したこと。

にあるという。

ハロウィーンが一大イベントとなるにつれ、コスプレへの抵抗感も薄れてきた感がある。それなら試してみるのもありなのか!?と思ったりもした。

11月末から12月にかけて天草に行く方は「サンタクロースの格好で」お得な旅に挑戦してみてもいいかもしれない。