わずか2時間足らずの長崎弾丸観光を終え、後ろ髪を引かれる思いで佐賀へ舞い戻る。

長崎自動車道に乗り、目指すはレンタカーを返す新鳥栖駅である。


トイレ休憩も兼ねて立ち寄ったのが、金立サービスエリアである。

以前(「【九州へ5】スーパーで、サービスエリアで「九州」を感じる。ストーリーある逸品たち」)にちらっとだけご紹介したが、サービスエリア巡りも、旅の醍醐味だ。地域の名産、トレンドを知るのには欠かせない。だから、なるべく立ち寄るようにしている。 

とりわけ、午前から日中にかけてのサービスエリアでは、屋台が軒を連ね、イベントを開催していることが多い。


この日(10月29日)は日曜日ということもあってか、地元野菜の即売会をやっていた。思わず品定めしそうになったが、旅先の身、冷蔵庫に入れられないので、やめておいた(笑)


エントランスには、ハロウィーンの装飾が。博多ぽてとのキャラクター「ぽてっと君」の雄姿も見えた。店内には「いかしゅうまい」をはじめ、名産品が並んでいたが、長崎でランチを終えた満腹感もあり、スルー。

このサービスエリアにはドッグランや電気自動車用の急速充電スタンドもあり、便利に過ごせる場所だった。

東脊振(ひがしせふり)インターチェンジで降りてすぐ、1リットル128円(※)という表示を見つけ、昭和シェルのガソリンスタンドで給油。予定時刻より少し早い午後2時15分ごろ、車は無事に新鳥栖駅へ到着した。

※最近は値上がり傾向で、佐賀空港のレンタカーカウンターではなんと1リットル142円となっていた。


九州新幹線の停車駅なので期待していたのだが、降り立って驚いた。


駅舎以外、本当に何もない。


タクシープールなのか、広大な駐車場にも、車は数台あるのみ。


人もまばらである。新鳥栖駅は2011年3月12日、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせ、在来線の鳥栖駅との接続駅として開業した。東日本大地震の翌日ということもあり、開業イベントは全て中止になった経緯がある。

2016年度の1日平均乗車人数は1486人にすぎない。周辺には600台以上の駐車場が整備され、駐車料金は40分まで無料、24時間まで100円だった。が、駅利用者以外の駐車が目立ったため、今年2月から12時間以上24時間以内は300円に値上げ以後24時間ごとに300円を加算するようになった。無料時間も30分までに短縮されている。


新鳥栖駅は、九州新幹線長崎ルートの分岐駅になることも決まっている。2022年に長崎方面の新幹線が開通すれば、もっと利用者が増えるかもしれない。

そんな新鳥栖駅にも、マスコットキャラクターがいた。


鳥栖市の「とっとちゃん」である。2004年度の市制施行50周年に、市鳥「メジロ」をモチーフにして誕生。サガン鳥栖の地元とあって、元気にサッカーボールを蹴っていた。

とっとちゃんといえば、2013年にニッポン放送の深夜ラジオに出演した際に、下ネタを連発し、一時活動を自粛。ゆるキャラグランプリも棄権した騒動があったことが思い出された。おそらく関係者にとっては、どうしても消したい黒歴史だろう。。。

インフォメーションセンターはとっとちゃんだらけで、


エントランスから、


とっとちゃんサブレ。そして1000円のとっとちゃんぬいぐるみも(そういえば、嬉野温泉のゆっつりくんのぬいぐるみも1000円だった)


レゴ風のとっとちゃんも。手前は佐賀空港のキャラクター「むっぴー」である。どうみても、○ッシーなのだが、これは大丈夫なのだろうか。。。

新鳥栖駅から博多駅までは、九州新幹線で1駅12〜13分、運賃は1410円(指定席は2310円)である。一方、特急「かもめ」は鳥栖駅にも停車するので2駅26〜27分、運賃は普通車自由席で1180円(普通車指定席は1700円)だった。


少しでも安い移動手段を求めて、特急切符に。


先ほどのインフォメーションセンターの向かいにはファミリーマートがあり、こんな鉄道の模型が。


思わず、540円(税込み)のかにかまぼこを購入。酒好きにはたまらない地元の珍味だ。


在来線のりばに向かう。


ちなみに反対側が新幹線乗り場だ。どちらにしても人は少ないが、こちらの方が、やや華やかな感じがする。


かにかまぼこではなく、奥に広告が見えるだろうか。「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が明後日開幕だった。期間中は「バルーンさが駅」も設置される。佐賀の一大イベントが見られなくて少し残念だった。

程なくして列車が入線してきた。


思った以上に綺麗な車体だった。


885系の白いボディにかもめのロゴが書いてある。 


きれいなのだが、乗ってみると、


なんという人口密度だろうか!

ひとしきり列車に揺られ、博多駅へ。九州旅もいよいよクライマックスに突入する。