タイのLCC(格安航空会社)「タイ・エアアジアX」が4月10日から、札幌線を再開する。バンコクのドンムアン国際空港と新千歳空港の間を毎日1往復する。

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タイ・エアアジアXは2015年5月から7月まで同路線を運航していた。しかし、同年3月に国際民間航空機関(ICAO)がタイ航空当局に対し、安全審査体制に不備があると指摘。タイの航空会社は日本や米国など、ICAO加盟国への新規就航や増便が禁止された。

そのため、タイ・エアアジアXは、マレーシアのエアアジアXの機体を使ってチャーター便で札幌便を就航させたが、3カ月で運航を取りやめた。

17年に入り、ICAOがタイの航空当局への指摘を取り下げ。タイ・エアアジアXも新規就航が解禁され、今回の路線復活につながった。

機材はエアバスA330-300型機(377席)で、うち12席がリクライニングが深い「プレミアム・フラットベッド」となる。

4月10日がバンコク発、同11日が札幌発の初便となり、運航スケジュールは以下の通りである。

▪️バンコク→新千歳
便名:XJ620
運航日:毎日(23:55出発 翌8:40到着)

▪️新千歳→バンコク
便名:XJ621
運航日:毎日(9:55出発 15:10到着)

運航再開を記念し19〜28日まで特別運賃を販売。搭乗期間は10月28日までで、片道3990バーツ(約1万3900円)。プレミアム・フラットベッドは、片道1万2900バーツ(同4万5000円)で提供する。

タイ・エアアジアXにとって、札幌線が新規路線解禁後初の定期路線となる。18年は新機材の導入を進める方針で、路線の拡大が進みそうだ。


エアアジアでは3社目

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【2018/04/18追記】
タイ・エアアジアXが予定通り4月10日、バンコク(ドンムアン)—札幌(新千歳)線の運航を再開。機材はエアバスA330-300型機で、新千歳空港発の初便は翌11日だった。エアアジア・グループでは、エアアジア・ジャパンの中部線、エアアジアXのクアラルンプール線に続き、3社目の新千歳乗り入れとなった。

タイ・エアアジアXのナダ・ブラナシリCEO(最高経営責任者)は「バンコクからの初便は高い搭乗率だった。年間を通じた平均搭乗率は85 〜 90%と見込んでいる」とコメントした。