ロボットが空港内を駆ける。羽田空港や成田空港で実施中のロボットを使った実証実験が、関西空港でもスタートした。

2種の清掃ロボ

関空に29日登場したのは、2種類の清掃ロボ。日本初上陸のスイス・シーバイエス製「TASKI swingobot2000」(90cm×135cm×128cm、376キロ)とアマノ(横浜市)製「クリーンバーニーSE-500iXⅡ」(65cm×140.8cm×96cm、310キロ)で、事前に地図情報や運転内容を記憶させると、障害物を避けながら、ターミナルビル内を自動で掃除する。


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TASKI swingobot2000)

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クリーンバーニーSE-500iXⅡ)

いずれもLCC(格安航空会社)専用の第2ターミナルに設置。「TASKI swingobot2000」は2月6日まで国内線のパブリックエリア、「クリーンバーニーSE-500iXⅡ」は2月9日まで、国内、国際線のパブリックエリアとゲートエリア全域で稼働させる。

今後さらに数社の製品で実証実験し、安全性や効率など総合的に最も優れた清掃ロボを導入する計画だ。

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(KATE)

混雑カウンターへ自動で移動

関空に2月5日から登場するロボットは、自走するセルフチェックイン機「KATE(ケイト)」。内蔵アプリで位置情報を記憶し、混雑しているカウンターへと自ら移動。Wi-Fi(ワイファイ)で航空会社のチェックインシステムと通信し、据え置き型機と同じように利用できる。

障害物を避け、バッテリーが減れば自動で充電ステーションへと戻る機能も備わり、フライト情報などを事前に登録しておけば、さらに臨機応変な対応もできるという。

このKATEを開発したのが、スイスに本部を置くSITA(シータ)。LCCの就航が増え、空港利用者が増えるなか、手続きの円滑化などを目指す「ファストトラベル」につなげる。

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実証実験は2月5日から28日まで。KATEは第1ターミナルの国際線出国エリアに2台設置する。チェックインに対応するのは、エールフランス航空、中国国際航空、キャセイパシフィック航空、JAL(日本航空)、大韓航空、KLMオランダ航空、ANA(全日本空輸)、アシアナ航空、ユナイテッド航空の9社だ。

人手不足に対応するため、国内の空港でも、ロボットに置き換わる業務が増えそうだ。