イベリア航空(Iberia)とカタール航空(Qatar Airways)が共同運航(コードシェア)をさらに広げる。

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両者はともに航空連合ワンワールドのメンバー。それぞれのハブ空港があるマドリード、ドーハ発着の便に乗っかり合い、イベリア航空はアジアやアフリカ、オセアニア方面、カタール航空は中南米方面と手薄な路線ネットワークを強化する。

イベリアはアジアへ

イベリア航空とカタール航空は昨年3月、コードシェアの拡大で合意。このときはカタール航空がイベリア航空のスペイン、ポルトガル線に参画する内容だった(後述)。今回はイベリア航空側もカタール航空便に加わる。

イベリア航空側がコードシェアするのは、ドーハ発着18路線。このうち、以下の14路線は新たな就航都市となる。

▪️アディスアベバ(エチオピア)
▪️カラチ(パキスタン)
▪️イスラマバード(パキスタン)
▪️ラホール(パキスタン)
▪️マレ(モルディブ‌)
▪️香港
▪️プーケット(タイ)
▪️ジャカルタ(インドネシア)
▪️デンパサール(インドネシア)
▪️ホーチミン(ベトナム)
▪️プノンペン(カンボジア)
▪️アデレード(オーストラリア)
▪️メルボルン(オーストラリア)
▪️パース(オーストラリア)

中東のドーハを乗り継ぎ拠点とすることで西欧から特にアジア・オセアニアへ向かう需要に対応する。

カタールは中南米へ

一方、カタール航空側は、イベリア航空の以下のマドリード発着6路線をコードシェアに加える。

▪️ボゴタ(コロンビア)
▪️メデジン(コロンビア)
▪️モンテビデオ(ウルグアイ)
▪️パナマシティ(パナマ)
▪️リオデジャネイロ(ブラジル)
▪️サントドミンゴ(ドミニカ共和国)

カタール航空は昨年4月3日、スペイン、ポルトガルの28路線(※)でイベリア航空とのコードシェアを開始。これで計34路線となる。

(※)すべてマドリード発着で
スペイン線
マラガ、ビルバオ、バレンシア、パルマ・デ・マヨルカ、アリカンテ、グラン・カナリア島、テネリフェ・スール、テネリフェ・ノルテ、セビリア、イビサ島、ア・コルーニャ、ヘレス、ビーゴ、オビエド、グラナダ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、フエルテベントゥラ島、ランサローテ島、サン・セバスチャン、サンタンデール、アルメリア、パンプローナ、サンタ・クルス・デ・ラ・パルマ、メリリャ、ログローニョ、バダホス
ポルトガル線
リスボン、ポルト

カタール航空はドーハ—マドリードを1日2便(週14便)運航しており、7月から週17便に増やす。イベリア航空との連携強化でマドリードの先、中南米へとネットワークが広がる。

国境を超えたエアライン同士が手を組むのが世界のトレンド。カタール航空はJAL(日本航空)とも4月1日からコードシェア路線を広げ、19年にかけて自社の長距離路線も積極的に増やす方針。新規就航とコードシェアの両建てで、さらなる航路拡大へと邁進する。

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