ノルウェー発のLCC(格安航空会社)として北欧のみならず欧州全域を席巻するノルウェージャン・エアシャトル(Norwegian Air Shuttle)に、大手エアラインが触手を伸ばした。

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(ノルウェージャン・エアシャトルのボーイング737 MAX 8)

名乗りを挙げたのは、傘下に英ブリティッシュ・エアウェイズやスペインのイベリア航空を抱える英インターナショナル・エアラインズ・グループ(International Airlines Group=IAG)。ノルウェージャン・エアシャトルの株式の4.61%を取得した。

IAGは、スペインのLCCブエリング航空の親会社でもあり、競争が加熱するLCC事業で存在感を発揮したい考えだ。

実は英国から多数の路線

ノルウェージャンといえば、英国にノルウェージャン・エアUK(Norwegian Air UK)という子会社を設立している。ロンドン・ガトウイック空港をハブ空港に北米路線をはじめ、昨年9月にシンガポール線にも路線を拡大。

今年2月14日からはついに南米に上陸し、ロンドン—ブエノスアイレス線を週4便で開設した(このあたりは以下の関連記事でかなり詳細に記述している)。

つまり、北欧のLCCながら英国人客の利用が多く、本拠地の英国でLCC「イージージェット」(easyJet)の攻勢を受けるIAGにとっては、手を組むのには最適な相手と言える。

IAGは12日、コメントを発表し「現時点では決まっていないが、ノルウェージャンに買収の提案をする意図はある」と明らかにした。

ノルウェージャンは欧州を旅すると本当によく見かける。機材も新しく、乗っていても特に不便を感じなかった。今、最も勢いのあるLCCの一つであり、IAGはうまく目を付けたと感じる。買収に発展してもノルウェージャンの良さはしっかりと残して欲しい。

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