有料だった仙台空港の駐車場が、7月1日午前0時から一部条件無料化される。

無料になるのはターミナルビルの真向かいにある第1駐車場で、駐車から1時間まで。現在は1時間まで150円を徴収しており、送迎など、短期間の駐車なら利用価値は大きい。

IMG_6203

しかし、2時間までになると400円(現状は300円)と値上げ。以後、1時間ごとの加算額は200円(現状は150円)、24時間ごとの最大料金は1000円(現状は800円)といずれも値上がりする。6日目以降の24時間最大料金のみ800円で据え置く。

整理すると
1時間まで150円→0円
2時間まで300円→400円
3時間まで450円→600円
4時間まで600円→800円
5時間まで750円→1000円
5時間超800円→1000円

つまり、実質値上げと言っていい改定だ。

その代わり、ターミナルビルからやや歩く第2駐車場は7月1日から、24時間ごとの最大料金を600円から500円へ6日目以降は600円から300円と半額にする。ただし、駐車場後1時間までは100円、以後1時間ごとに100円ずつ加算されるのは変わらない。

IMG_6204


仙台空港は第1駐車場が1302台、第2駐車場は457台の計1759台を設ける。台数が多くてターミナルにも近い第1駐車場にどうしても利用者が集中する傾向があるため、駐車場間の料金格差を広げた形だ。第1駐車場が今より安く使えるのは無料の1時間だけとし、回転率を上げる狙いのようにもみえる。

割引サービスも改定

当日中の入出庫に限り、利用できる駐車場の割引サービスも変わる。

これまで第1駐車場、第2駐車場を問わず空港内で税込2000円以上購入・飲食すれば駐車1時間分無料、4000円以上なら2時間分無料だったが、7月1日以降は税込3000円以上で第1駐車場が1時間まで、駐車料金なら2時間まで無料とする。

無料のハードルが上がり、第1駐車場の無料時間も最大1時間までに短縮される。もっとも1時間なら何も買わなくても無料で止められるようになるので、割引サービスは第2駐車場を使う場合にしかメリットがなくなる

仙台空港によると、今回の料金改定は、路上に違法駐車するドライバーの抑制や駐車場拡張に投下した資金の回収が目的だという。LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションが拠点を置くなど、民営化以後就航路線が増え、空港の利用者数は上向いてきた。

混雑も見据えたうえでの料金改定なのだろうが、値上げする以上は進化したサービスで還元してほしい。

▪️関連記事: