米ハワイ州ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)に来春、ANA(全日本空輸)の空港ラウンジがオープンする。ANAが海外の空港にラウンジを設けるのは初めてで、その規模はホノルルに乗り入れる航空会社で最大となる。

ANAは来春、総2階建ての世界最大の旅客機エアバスA380型機(愛称は「FLYING HONU」)を成田—ホノルル線に投入する。ラウンジ開設はこの新機材導入に合わせた形だ。

ラウンジは日本国内の国際線ラウンジと同じく、ファーストクラス利用者や最上級のダイヤモンド会員向けの「ANA SUITE LOUNGE」と、ビジネスクラスや上級会員向けの「ANA LOUNGE」に分かれる。

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ダニエル・K・イノウエ国際空港のターミナル2(現メインターミナル)の「エバ・コンコース」C4(現29番)ゲートの上(3階)に午前6時からANA最終便が飛び立つまでオープンする予定だ。

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ANA SUITE LOUNGE(イメージ上)は、上質で落ち着きのあるデザインとし、搭乗口に最も近いエリアに設置。

ファミリーエリアも設置

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(ANA LOUNGEのイメージ)

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(「ファミリーエリア」のイメージ)

ANA LOUNGEには潮溜まりをイメージした「ファミリーエリア」を設け、わが子が遊んでいる姿を間近で見守れるよう、周囲にシートを配する。床や壁、天井には、ハワイの自然を象徴する海、空、木々などを、ダイナミックに描き出す。


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(エントランスのイメージ)

両ラウンジ共通のエントランスは、日本の伝統家屋が取り入れる「格天井(ごうてんじょう)」や「三和土(たたき)」をハワイらしい木材や玄武岩などで表現。ハワイと日本を融合させた。

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(搭乗の際のイメージ)

ラウンジの目の前にFLYING HONUが駐機するため、3階のラウンジを出てそのまま直進すると、アッパーデッキに乗り込める。ハワイ最後の時間をギリギリまでゆっくりとくつろげるようにする。

ANAはホノルルのラウンジについて「ハワイの余韻に浸りながらも日本のあたたかさを取り入れることで、ANAならではの空間やおもてなしを実現した」としている。

日本とハワイを結ぶ路線でみると、ANAは座席数のシェアでJAL(日本航空)、ハワイアン航空に次ぐ3位に甘んじている。JALとハワイアン航空が手を組んだ今、新機材、新ラウンジでどこまで食い込めるか。南国を舞台にしたバトルが迫る。

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