米国初の長距離LCC(格安航空会社)として再就航を目指す「ワールド・エアウェイズWorld Airways)」が、ブランドロゴマークを発表した。

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19年の就航目指す

ワールド・エアウェイズは、米国の投資会社777パートナーズが経営。マイアミとロサンゼルスをハブ空港とし、2019年第一四半期の就航を目指しているボーイング787-8型機ドリームライナーを最大10機発注し、南米やアジアを視野に入れている。

今月20日にデビューを果たすカナダの「Swoop(スウープ)」を意識してか、ワールド・エアウェイズもLCCならぬULCC(超格安航空会社)のビジネスモデルに転換させる。「初の長距離ULCC」として出発する計画だ。

かつてはJALへリースも

ワールド・エアウェイズはもともと1948年創業の歴史ある航空会社だった。ベトナム戦争や湾岸戦争で軍事輸送を手がけ、60年代から70年代にかけて、貨客両用型のボーイング727-100C型機をJAL(日本航空)にリースしていた。

しかし、82年にボストンのローガン空港で大破事故を起こすなど、定期便は軌道に乗らなかった。燃料の高騰が経営を圧迫。親会社のグローバル・アビエーション・ホールディングスがチャプター11(米連邦破産法第11条)を申請し、2014年3月から運休していた。777パートナーズが17年に買収し、再就航を目指している。

※チャプター11については、「アイランドエアーが申請に踏み切る。知っておきたい「チャプター11」とは」(2017年10月18日公開)を参照。

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新たなロゴマーク(写真上)は、旗をイメージしたデザインで、アクセントとしてオリジナルの地球儀マークも残した。

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(旧ワールド・エアウェイズのロゴ)

日本へ就航となれば、JALが目指す中長距離LCCの明確なライバルとなる。ブランドロゴに続くさらなる就航計画の発表を待ちたいところだ。

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